ふるさとを想う | よかよか日和 〜 パンと、子どもと、日々の事。

ふるさとを想う

 新緑と吹く風が気持ちよい季節。昨日は近所の雑木林に

お弁当とハンモックを持って、ピクニックへ。大学時代の

友人も一緒に楽しいひとときでした。私はこの武蔵野の

環境が大好きです。息子にとってはここがふるさと。

思えば“東京出身”という言葉に憧れと引け目を感じていた

学生時代でした。息子は“東京出身”ということになるので

憧れの対象 !?

私は高校卒業と同時に東京に出てきた訳ですが、昔から

あまり里ごころがありませんでした。しかし“福岡”や

“博多”、地元“太宰府”が話題になると気になるものです。

先日の「アメトーーク」の華大(博多華丸大吉)芸人も

しっかり録画しました グッド!


 昨年の震災以来、強くふるさとを想う心がいろんな人の

中に芽生え、様々な活動も増えたように思います。

元同僚の友人もそのひとり。

茨城県出身の安島夏さん。都内の職場まで今も茨城

から通勤している地元愛の強い方!おいしいものを

心から愛するライターで野菜果物が専門。原発事故以来、

風評被害にさらされている地元農産物を応援する意味も

あり、こちらの本を出版されました kirakira

『茨城のごちそう野菜』

よかよか日和 ~ パンと、子どもと、日々の事。


よかよか日和 ~ パンと、子どもと、日々の事。

写真も自分で撮ったものがほとんどで、センスの良さを

感じます ラブ

一児の母でありながら、頑張っている姿はわたしに

とっても励みになります!ぜひ、ご覧になって、茨城野菜の

幅広さや奥深さを知ってください ↑


 もう一人、四児の母であり、ふるさとへの並々ならぬ

愛情をもった人。。私の母です。

母は地元太宰府の歴史や風土を長年研究・調査しており、

書籍も数冊出しています。その母の半生が福岡の西日本

新聞で連載され、最近一冊の本にまとめられました。

よかよか日和 ~ パンと、子どもと、日々の事。


 正直、母の仕事のことはぼんやりとしか知らない子供

時代だったので、この本を読んで母のやってきたことや

信念を知り、改めて尊敬した次第です。

よかよか日和 ~ パンと、子どもと、日々の事。

また、本の装丁画は恥ずかしながら、わたしがかつて

両親におくった絵が使われています えへへ…



 ふるさとは生まれて育つだけの場所ではなく、きっと

その土地の風土や文化、人とのつながりで造られて行き、

かけがえのないものへとなっていくのだと思います。

自分がつくられる場所。そんなふるさとを守り、想う

気持ちは普遍的なものなんだなぁと感じるこのごろです。