岸一郎氏を監督から下ろした後に兼任監督に就任した藤村冨美男さんがこの後、このような事件に巻き込まれることに。

 

その連判状の本文が、こちら。

それにしても、知っているお名前ばかりだぜ。

 

≪連判状 原文≫  

藤村富美男監督退陣要求書  

 

我々拾弐名は過去一ヶ年半優勝  

目的に藤村富美男監督のもと寝  

食を共にし、努力邁進して來ました  

しかしその人間性を細部にわたり  

検討したる結果、來年度公式  

戦に藤村富美男監督の指揮  

下に入り、行動する事は出來ません  

依て藤村監督の退陣を要求  します  

 

昭和参拾壱年拾壱月廿日 

          

          金田正泰  印 

          真田重蔵  印           

          白坂長栄  印           

          田宮謙次郎 印           

          石垣一夫  印           

          大崎三男  印           

          渡辺省三  印           

          小山正明  印           

          西尾慈高  印           

          三宅秀史  印           

          徳網 茂  印           

          吉田義男  印  

 

   株式會社大阪野球倶楽部   

     専務取締役 戸澤一隆殿 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%80%92%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%94%B7_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

↑ この年1956年、アメリカで公開された映画「十二人の怒れる男」。
~ 大学生の時、憲法の講義で観たことがあります。
 まさにこの連判状、画策したスカウトの青木一三氏を除くと、12人。
 青木氏はこの映画を観たかどうかは定かではないが、偶然にしては何とも言えぬ話ではあります。