🔹ハナミズキ 一青窈
2004年
2月から4月にかけては、花が美しい。
梅から始まり、桃、そして雪柳、桜、ハナミズキへと続く。
そのなかにあって、ひときわ艶やかでしかし儚い桜は、地域によって全く異なる印象がある。
東京なら、別れの思い出となり、
関西なら、出会いの思い出となる。
(僕は西日本なので、桜と別れは結びつかないから森山直太朗の桜の歌詞にはどうしても違和感がある。歌詞が関東バージョンなのである)
森山直太朗の歌からも、東京上野の桜は3月下旬が見頃でエンドにはもう散っているのではなかろうか。
対して関西では、4月始めが見頃である。阪神競馬場で行われる重賞レースの桜花賞は、今週末であることからも、4月の第一週こそが桜花爛漫。
さて、今年の桜は、例年より早く咲き始めたので散るのも早いかと思ったが、いがいとよくもってまだまだ満開から散り始めあたりだったが、流石にその桜も、今日の雨で散ってしまっただろうと思う。
そして、桜が散ると共に、入れ替わりにハナミズキの赤と白が美しい季節になる。
我が家の前の街路樹も、紅白のハナミズキが今年も一斉に美しく咲き出した。
そして、ハナミズキをみると、必ず思い出すのが、この歌である。
ハナミズキ 一青窈。
大好きな歌で、平成のベストソングの1つであるが、何回聴いても理解できない歌詞であり、カラオケでソロで歌おうとすると絶対に歌うことが出来ない箇所のある歌でもある。
2回目の東京単身赴任の時に、カナディアンでこっちゃんと良く歌った。
昨日の事のように思う新しい歌という印象があるが、振り返ればもう20年近くも前の歌になる。
光陰矢の如し。