ダ・ヴィンチ・コード | 本を片手に街に出よう
2006年05月21日

ダ・ヴィンチ・コード

テーマ:ブログ

 数々の派生本や類似本、映画公開にあわせた文庫化、TV番組タイアップなどの派手なプロモーション、数々のキリスト宗派との非難合戦、あげくのはてには盗作騒ぎと、実はネガティブキャンペーンも作戦の一環だったんじゃないか?とすら思わせるくらい、バブル的盛り上がりをみせている、このダ・ヴィンチ・コード。
 小説は一応楽しく読ませてもらったし、割と乗りやすい性質なので早速観てしまいました。

 先ずは、よく小説の内容を2時間半におさめたな~と素直に褒めたい。
 映像的にも、数々の欧州の宗教的、歴史的建築物や、たまに出てくる中世のシーンや暗号が語りかけるイメージの合成CGなどが秀逸で、"映画"として楽しめます。


 ネットでは酷評しておられる方もおりますが、インディ・ジョーンズとかナショナル・トレジャーばりのハリウッド的アクション超大作を期待していたのでしょうか。
 確かにそういった分かりやすいカタストロフィはありません。ひっくりかえるような大波ではなく、分かりにくーい小波が連続しつつ、2時間半が過ぎていく感じですね。

 また、小説ではあんなにワクワクした暗号解読のシーンの数々が、かなり淡白になってしまっており、そのあたりも"サスペンス"にもなりきれていない中途半端さはあります。

 カーチェイスも格闘も銃撃戦もラブシーンすらも、全てがどこか控えめでお上品な感じ。

 この作品の核心中の核心、聖杯、キリストにまつわる謎解きと歴史論争も、説明的に、大学の講義のように、進んでいきます。
 NHKスペシャル?とまでは言いませんが、ヒストリー・チャンネルのスペシャル番組か?と見紛うような…


 おそらく辛口評価のパターンは以下でしょう。

 欧米の観客:「こんな出鱈目トンデモ発想のキリストを歪曲した映画はケシカラン!」
 日本の観客:「話がよくワカラン!もっと説明を減らして絵的に分かりやすくするように!」

 小説を読み込んだ人か、キリスト教や欧州の歴史に興味があったりする人じゃないと、展開についていくのは辛いです。
 映画館でとなりの席にいたオバチャンは???マークが10個以上ついてるようでした。

 世界史の教科書の中でしか知識を得ていないであろう、多くの日本人にはやっぱりなじみがない世界なのでしょう。



 あと、トム・ハンクスがこの役というのがどうしても納得がいきません。知的さは確かに感じますが、終始しかめっ面の困り顔。髪型もかなりビミョーだし、なんだかメリハリと自己主張がないんですよね。

 流石にハリソン・フォードとかニコラス・ケイジはありえないとしても、ヒュー・ジャックマンとかラッセル・クロウとか、もうちょっと艶っぽい俳優でも良かったんじゃあ…
 ほかの配役(ジャン・レノ、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン、ポール・べタニー)がそれなりにハマってただけに、残念!
#但し、存在感は全員とも出し切れていない。ポール・べタニーだけはサイコっぷりが期待通りでしたが!


 個人的には、同じキリストの血脈に関するフィクションだったら、勇午「マグダラのマリア編」のほうが現代的でどきどきしちゃいますけどね!
 主人公が日本人ということ以外は殆どが海外で展開する話なので、ハリウッド映画化もしやすいのでは?
今後は、日本の漫画→ハリウッド映画化、が増えそうな気がしているんですが…根拠のない、タダのカンです。




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