2006年05月18日

【新書】電波利権

テーマ:Book Review


池田 信夫
電波利権

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 「電波」という観点から見ると、テレビ局はとてつもない「既得権益集団」である。タダで貰った電波を無駄遣いする、電波利用料を携帯会社にツケ回す、政治家に媚を売り新規参入を妨害する、ほとんど無意味な「デジタル化」を進めてインターネット放送を潰す……。公共財であるべき「電波」が私物化されているのだ。「電波利権」の驚くべき構造を描き出し、「電波開放への道」も提言する論争の書。
(「出版社/著者からの内容紹介」の引用)
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 超攻撃的なコピー。これから本格化する日本のTV放送業界の激動、はたまたソフトバンク・ケータイの行く末を、より深く理解するためには、読んでおいたほうが良いと思いマス!


 ホリエモンvs.フジテレビ、楽天vs.TBS、そしてソフトバンクvs.NTT、これらの戦いの本質は何なのか?

 携帯電話はなぜつながりにくくて高いのか?
 ハイビジョンがなんで普及しなかったのか?
 地デジって一体なんなの?

 そんな疑問の、1つの答えがここにある。

 blogもしょっちゅう読ませていただいてるが、簡潔な言い回しで大変読みやすく、本書についても多少出てくる技術寄りの用語さえ何とかなれば、あとは一気に読める。
(といっても、それほど難解な単語は出てこない)

 タイトルどおり、電波の割り当てをめぐる政治や既得権者の暗躍を暴く本なのだが、放送業界や電波割り当てに関する歴史的経緯の解説なんかもあって、業界通になった気分にしてくれる。

 NHKご出身なだけに、流石に放送絡みの話題が多い。
 しかし、携帯電話、無線LAN、ラジオにテレビ、といったおよそ電波を使うビジネスに関しては一通り論じており、勉強にはなる。

 しかしまあこの本の内容を踏まえて現在の政治を見てみると、まさに小泉&竹中の「構造改革」とは、田中政治で作られた利権団体を1つ1つつぶそうという「政争」であることがはっきりと分かる。郵政、道路、そしていま、放送。

 大変分かりやすいぞ。小泉。でもどうせ壊すなら壊すべきところをちゃんと壊してくれよ。
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