【小説】勇気凛々 | 本を片手に街に出よう
2006年01月03日

【小説】勇気凛々

テーマ:Book Review


高杉 良
勇気凛々

 小説、といっても実名小説で、自転車製造販売で有名な「ホダカ」の創業物語です。

 主人公、すなわちホダカ創業者の武田氏は最初は放送局の敏腕営業であったが独立心が強く一念発起してホダカを創立。それまでの人脈と放送局一にのし上がった営業力でイトーヨーカ堂との取引を勝ち取る。だがしかし肝心の商品は欠陥だらけで…

 米国進出失敗や、変な奴に騙されて子会社作ったものの大損失を出すなど、臨場感があって面白く読めます。
 さりげなく、イトーヨーカ堂の強さの一端が。

 創業と同時に奥さん代えてるところが微妙だが、これがまたものすごくいい奥さんだったみたい。奥さんの強力なサポートを得て、水を得た魚のように働く社長。
 前述のようなトラブルいろいろ。だが本になるような話ですから困難を乗り越えて会社はどんどん大きくなっていく。
 大きくなるにつれて、いろいろな能力・経験を持つ人が必要となってくるが、この辺の出会いが運というか、ほとばしる成功者のオーラなんでしょう。文章でもそのキャラクターの一端は垣間見えますが、こういう話は実際話している姿などを拝見しないと伝わりづらいですね。

 この本のハイライトの1つである上司からの葉書の言葉は起業家なら誰にでもあてはめることの出来る言葉です。

 新天地を求めて縦横の活躍に入った由、大賀の至り、君は社長たることに宿命を背負った男だ。
 ~
 始めはわが為に、やがて社会公共の為に。武田光司は男でござる。


 こんな言葉もらったら、確かにやるっきゃないという気持ちになっちゃうな。
 しかも、会食でちょっと顔合わせただけの常務からの言葉ってのに途方も無い意味がありますよね。見ている人は見ているっていうか。

 準備万端、いよいよ起業をしようという人はイキオイつけるのにいいかも知れませんね。

 漠然と起業しようと考えている段階では、小説として、それ以上に受け取らないほうが無難でしょう。努力なくして成功なし、成功には必ずワケがある!ってことで。


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