2005年10月10日

リベリオン

テーマ:ブログ


アミューズソフトエンタテインメント
リベリオン -反逆者-

 The Matrixの二番煎じという下馬評も何のその、結構楽しめるSFアクション。

 第三次世界大戦後の、市民の感情を薬で抑制し管理している独裁社会で、反逆者を取り締まる特殊部隊の隊員役クリスチャン・ベイルが、徐々に感情を取り戻し反体制に目覚め、最後は独裁者を倒す。
とまあシンプルなストーリー。

 争いが起きるのも感情のせいだ、だから感情を抑えましょう。
 定期的に感情を抑制する薬を注入しなさい。守らないと感情抑制違反?で即刻死刑です!
 感情を動かす絵画、音楽、その他娯楽的なモノは全て禁止です。隠してんのを見つけたら射殺しまーす!

 争いや暴力をなくすんじゃなかったんかい!かなり取り締まりが暴力的だぞ!
 近未来モノにありがちな、現実に今まで起こってきた全体主義、独裁の類をSF映画的にアレンジした世界観。スゴイ短絡的ではあるが。

 白黒グレー基調の色づかい(こちらもSF映画の王道ですね)、ビミョーに軍服+人民服っぽい"Reloaded"風なコスチュームがなかなかイイです。
 また、未来なんだけど中世的な建築様式の都市、C・ベイル扮する特殊部隊はクラリック(Cleric:牧師、聖職者)と呼ばれて、独裁政権にありがちな"シンボルマーク"もどこか十字架をアレンジしたような形であったりして、何となくキリスト教から頂いてきたようなエッセンスがちりばめられている。

 更にこの映画のウリはガン=カタ(GUN=KATA)という、銃を絡ませたアクション。
 マトリックスのようにCG全開の非現実的凄さをみせつける、というよりは人間中心のカンフー+ガンアクション、といった感じで、昔のジャッキー・チェンが銃を持つとこんな風になります的な動きである。
 低予算でもこれだけ格好良く画が作れるんだ、その前提認識下(つまりB級ってことね)においては凄く楽しめました。

 取り囲まれて至近距離から銃を向けられるが、ぐるぐる回りながら派手な手振りで相手の銃口をいなしつつ、バンバンと撃ちまくり。
 決戦に向かう道すがら、宮殿のような政権本部内でも、踊るように、流れるような動きで撃ちまくり。
 オイオイいくらザコキャラでも1発くらい当てろよ、という、スター・ウォーズのストーム・トゥルーパー並に弱い一般兵士に哀愁さえ感じる。
(ヤラレっぷりもバク転気味にぶったおれたりとか、ちょっとショッカー軍団も頭をよぎる)

 刀をつかったチャンバラもやります。あくまでガン=カタ一本でいってほしかったところだが、監督もやりたかったんだろうな。

 C・ベイルの演技と動きはなかなかどうして格好いい。演技のほうは序盤の感情ナシ男から、作中いろいろなイベントを経て徐々に感情を取り戻しつつ、最後は怒り爆発。
 抑制と感情解放の間で葛藤するところなんかは抑えが効いた演技で上手い。
 動きのほうも、ウェズリー・スナイプス(ブレイドシリーズ)ばりの決めポーズが、"格好いい"と"笑える"の境界がビミョーな決まり具合で絶妙。

 不満といえば、敵役とヒロインがイマイチ。
 敵はあんまり性悪そうじゃない。ラスボス役のアンガス・マクファーデンが特に。いかにも人の良いあんちゃん風なんだもん。素直にショーン・ビーン(逆にショーンは冒頭15分で死んじゃうし)でいいじゃん。
 そしてヒロインのエミリー・ワトソンはビミョーに枯れている。この人はヒューマンドラマとか社会派ドラマが似合うのでは?アクション映画のヒロインなんだから、無名でも若くて華のある女優にしてください。

 あくまでB級なのは否めない。が、C・ベイルの演技とアクションを堪能できるのでファンは必見。あとさりげなくいろんな銃が出てくるのでガンマニアも必見。
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