ゲットバック現象

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今月号のロッキングオンは1969年特集
1969年がロックの黄金期なのかも知れないが今は2018年だ。およそ50年前の昔話を金払ってまで読みたいロック小僧がいるんかいな、と思ったが、これは1969年にロック小僧だったおじさんに向けての特集であろう。
古稀過ぎたおじさんが支えるロック市場。
ノスタル爺なんである。
ゲットバックなんである。


と、暗い気持ちでこれも昔よく読んだレコ芸をみると、おんなじような1970年代特集。
アナログ絶頂期、とか恥ずかしいコピーが踊る。
ま、昔からレコ芸は懐古趣味だけど、ロック同様クラシック音楽市場もまた古稀過ぎたおじさんが支えているのだろう。
ノスタル爺なんである。
ゲットバックなんである。

人口ピラミッドが変なことになって、若い人が少なくなって、つまんないことにお金を使わなくてなって、最大の消費者ゾーンは70歳以上になってしまって、いたるところがノスタルジー全開、昔はよかった昔に帰れの、ゲットバック現象である。

昔を懐かしむのもいいが、新しいものを生み出そうとするのが表現者ならば、ゲットバックじゃ駄目で、大変でメンドクサイことだけど、ゲットセットしなければならない。

で、

ここで川柳の話をするが、偶然にも六大家の時代の終焉は椙元紋太が亡くなった1970年と言われている。ロックやクラシック市場と同様にあれから約50年たちました。

矢沢和女さんから写真拝借。
先日熊本で行われた、川柳全国大会の一枚である。短冊で並んだ川柳が全国大会で選ばれた2018年を代表する川柳群である。


現在の川柳もやはり古稀を過ぎた方々が支えている。
となると、川柳もやはりゲットバックなのか?