春になるとチャイコフスキーの第5番を聴きたくなるのは何故だろう。

思い起こせば一年前は入院していて、退院すれば仙台に引っ越さねばならない頃であった。
夢も希望もあっての仙台行きではなかったが、場所を変えた方がいいとは思っていた。

退屈な入院時間に聴いていたものに、カラヤン指揮ベルリンフィルのチャイコフスキーの5番があった。通して聴いてたわけじゃなくて、1、4楽章を繰り返し聴いていた気がする。

決意の音、
そうチャイコフスキーの5番は決意の音がするのだ。
そして春は決意の時。
ぼくにとってチャイコフスキーは、長い冬から決意して歩きだす、春の音なのである。


前置きが長くなった。
会場の東京エレクトロンホールは満員。
演奏も満員の観客に応える素晴らしいもので。

そして、仙台の生活もそろそろ一年になろうとしている、二度目の春の日曜日。


<曲目>
ムソルグスキー:禿山の一夜(現行版)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番

指揮
末廣 誠
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