わりと「本当はそうでないのにさもそうであるかのように振る舞う」ことって多い気がするんです。

例えば全然可愛くない、むしろブスの子をさも可愛い子のようにおだてる取り巻き集団とか。

例えば坊主坊主と言われている完全に頭頂部の髪の毛を亡くしたおっさんとか。いやハゲだろみたいな。

そういう「本当はそうでないのにさもそうであるかのように振る舞う」のはなぜかっていうと、多くの人にとってはそうであるかのように見立てて振舞っていた方が面倒でないからなんですよね。

ブスにブスって言ってブスーっとされるより煽てて気分良くしてもらってた方が面倒じゃないし、ハゲに初日の出とか言って凹まれたら面倒だし。


なんでこんな事書いているのかというと、下の記事を読んでふと考えたからです。

61年ぶりの村長選挙で現職が9選
ー以下引用ー
 61年ぶりの選挙戦となった大分県姫島村の村長選挙は、現職が9回目の当選を果たしました。

 当選した藤本昭夫氏は父親の政策を受け継ぎ、32年にわたって村長を務めてきました。初めての選挙戦でしたが、7割の票を獲得して圧勝しました。
 当選・藤本昭夫氏:「選挙というのは良くないですね。村民が疑心暗鬼になりますからね」
 一方で、敗れた新人の藤本敏和氏は。
 落選・藤本敏和氏:「島の色んな問題点を感じている人が30%はいるということだと思う」
 投票率は61年前の97.81%より下がりましたが、88.13%と高いものでした。

ー引用終わりー

61年間も無投票選挙が続いたということにある種のヤバさを感じたわけですが、
「選挙というのは良くないですね。村民が疑心暗鬼になりますからね」
この部分は特に驚きでした。

村長選の立候補者が複数人いて投票で村長を選ぶっていう当然の流れに疑心暗鬼する村民。
特殊な慣習が育んだ感覚っていうのは普通の手続きに違和感や不安を感じてしまう不思議。その特殊性はどういう面で都合が良いのかよく分かりませんが、なんか面白い。