2014年3月1日、札幌。ライヴハウスDUCE
拳を振り上げ絶叫する熱狂の渦中に俺は居た。
ステージには踊るネギ、いやNegicco。
夢の様で夢ではない。
天国でも桃源郷でもエルドラドでもない。
ただ、ひたすらに圧倒的な多幸感。
そして、押し付けられるのではなく、誰もが自ら進んで盛り上げようとする雰囲気。
盛り上がりたい、よりも盛り上げたい。
それは誰もが知っているから。
Negiccoがこれまで歩んで来た道程を。
俺は何故。ここまで来たのか。
どんな過程があってこうなったのか。
次回からは再び時間を巻き戻して紐解いていこう。