2年ぶりの投稿です💦
昨年、緊急事態宣言解除時に一度、素通りはしたのですが、常宿に宿泊し活動するのは2年ぶりとなってしまいました。
おたり人生10数年、毎年欠かさず来てたのですが、この2年で初めて・・・
地震や台風ならまだしも、まさか未知のウイルス・コロナで行動が制限されるなんて思いもしなかったです。
この間モチベーションも下がり、モヤモヤの人生でした。
朝焼け
雪国おたりでも、紅葉にはまだ早かった。年々遅くなっている気がする。
この日も一日中半袖で十分。
私一人の宿泊でしたが、朝からたくさんのおかず
新米に味噌汁、漬物、玉子焼き、焼き鮭・・・
一汁九菜日本人の正しい食事です
まともに食べると、軽く三杯は食べてしまうので、気を付けないと。
さて、腹ごしらえしたら早速始動!
今日一日だけの勝負
先ず、最初のアタックは・・・
時間のある時に寄ってみたいと思っていた昔、お母さんが連れて行ってくれたポイント
(まあ大概そうですが)
たまに見たりすることもあるけど、ありそうでないことが多い。
過度な期待は禁物ということで、袋も持たずに行ったら片手では持てなかった💦
ハナイグチと、シロヌメリイグチは状態が良いものだけ採取
やっぱり備えあれば憂いなし 心に留めておこう。
次のポイントへ急げ!
クリタケ
30分位歩き回って、やっと見付けました。
ずっと雨が降っていなかったようで、土も乾いていたし、暑かったようなので不作なようです。
また採取されたような形跡もあるので、(人間の)先客がいたのかも知れません。
この時期に来ることも少ないが、主に晩秋に見かけるクリタケがまさか見付かるとは
何か兆候かな~?いやきっとそうに違いない
マスタケ
少し色があせてしまっていますが、まだ可食~だと思うので採取。
割りと似た感じの舞茸と違って余りテンションはあがりませんが、一つ見付ければそれなりの量になるので、キノコ不作時は重宝します。
二ガクリタケ
何時行っても何処へ行っても、必ずあるのがニガクリタケ。
しかも、大体状態が良い。
時には死に至ることもある猛毒ですが、余りにもよく見かけるので
載せる価値はないのですが💦
食菌(食用キノコ)だけでなく、自分の勉強のためにも
なるべく毒や見知らぬものも掲載しようと思い立ちました。
オオツルタケ
毒キノコの仲間が多いテングタケ科
ツルタケ、ドクツルタケ、カバイロツルタケなど、ツルタケが付けば
有毒種と記憶しても間違いではないかも知れない。
毒性はないようですが、辛いらしい。
今度、食べてみて中毒にならないようでしたら、料理のアクセントに使ってみようかしら。
そんなんこんなんで、目玉的なものも、収穫量も然程なく
あとは、別の帰り道をサクッと見て、お世話になっている小谷名産館にランチへGO!!
と思いきや・・・
10m先の倒木に白いきのこ
老木で肌がもろく杉にも見えたので
自分に言い聞かせるように、どうせスギヒラタケ(どこにでもある毒茸)だよ~
どうせね。
これだけ近い付いてもまだ半信半疑
自分が恋い焦がれていた、まさかあの白い妖精のハズがない。
なんせ、ここ5年以上、自分では見付けられてない。
そんなまさか・・・
裏を返したら針状の突起に、特有の甘い香り、ん、間違いないブナハリタケ
これまで余り経験のない出来事が、次々に起きたのはこの伏線だったのですね。
それはそれはもう、毎年毎年夢にまで見ていたブナハリ
初恋の相手に、やっと再会出来た時のあの喜び 知らんけど。
特別なレアキャラではないものの、どいう訳か見かけなくなって来た。
たまに宿の方から分けてもらったり、自分で見付けても朽ちていたり
。
これは全部が芸術的で美しい。これでだけきれいなものは恐らく人生初。
茸の神様は、ちゃんと見守ってくださったんですね。
もうテンション上がりまくり
手袋を外して、愛でるようにひと塊ずつ丁寧に汚れや石づきを落とし
一匹一匹虫を掻き出し、裏面にならないように袋に収納。
この時点で虫出しをして置くと、帰宅してからも良好な状態が保てる。
さくっと見てランチの筈でしたが、こんな素敵なブナちゃんに出遭えたので諦めました。
結局ブナハリタケだけで、2時間近くかかってしまいましたが、充実した午前の部となりました。
にしても、お腹空いたなー(ボッソ)
おまけ
小谷へ来る道中で買い物しておいたおやつで空腹を凌ぐ
何もないよりはまし。備えあれば憂いなしです