今日は週の中日だという事で、少し現実逃避できそうな作品を。でも中身はしっかりつまった作品です。

本日の作品
「ピンポン」

監督
曽利文彦

ストーリー
小学校の頃から卓球だけを愛してきた男の子二人が、高校生になって部活に入る。一人は昔からおてんばで明るくて、卓球がとても上手な子、ペコ。もう一人はペコに憧れて卓球を始めた性格は暗めのスマイル。二人は別々の試練にぶち当たる事になる。それをきっかけに別々の練習を積むようになり、試合で激突する。

感想
中学校か高校生の時に観た事があったのですが、その時の印象と、今回観た印象が違っていました。前回はスローモーションでジャンプしてるし、CGでピンポン玉を打ってるし、なんか楽しそうなイメージでした。しかし、今回観てみると、なかなか深い作品だと感じました。友情とライバル、挫折と復活、憧れと失望、親友と強敵。これらの言葉がこの作品を観ていてしっかりと目に飛び込んできました。複雑に交じり合う言葉達を意外とシンプルにまとめているし、アクションシーンのように卓球を打つ姿がうまく描かれています。

評価
作品自体はパッとしないのですが、意外といい話なので評価は少し高くしたいと思います。一度観てみた方がいい作品かもしれません。マンガを読んだ事がないので、読んでみたいです。

★★★★☆
星、四つです。





やまもとようすけ