誰もが憧れるシンデレラストーリー。もしかしたら、僕は私は、どっかの王室の、どっかのお金持ちの子供かもしれない。そんなことを一度は子供の頃思ったと思います。そんな人間の性を思い出した今日はこの作品にしました。

本日の作品
「プリティー・プリンセス」

監督
ゲイリー・マーシャル

ストーリー
どこにでもいる少し暗めの女子高生ミア。普通に学生生活を送っていたミアの所に、ずっと会ってもいなかったお祖母さんがやってくる。そのお祖母さんはミアがジェノビアという国のプリンセスだと告げる。全く受け入れることができないミアだが、プリンセスとしての礼儀作法を学ぶ毎日が始まる。ミアがプリンセスであることは秘密だったが、ある日世間にばれてしまう。学校で一躍時の人となったミアは少しづつ変わっていく。そして、ゆっくりと自分がプリンセスの王位を継承するかを決断する時が近づいていた。どのような決断を下すのか。

感想
めちゃくちゃ王道のシンデレラストーリーです。見ていて嬉しくなっていきます。女の子だったらこういう話に憧れるんだと思います。とても心がポッとするシンデレラストーリーです。しかし、裏を返せば、ただただ普通のシンデレラストーリーだという事です。本当にディズニーのシンデレラを人間世界に落とし込んで、少し手を加えた感じの作品です。ここが見せ場でここに力を入れたとか、このカットは絶対に入れたくてこのアングルから取らないとダメとか、そういうこだわりもほとんど感じませんでした。唯一思ったのは音楽です。音楽は所々ぴったりな音楽が入っていて、グッと引き寄せられる物がありました。その他は普通でした。でもその「普通」がいいのかもしれません。映画という全体のくくりで見た時の作品には、そういうこだわりが必要だと思います。しかし、この作品単体で見た場合、そういうこだわりは必要ないのかもしれません。何もしない、そのこだわりがあったのかもしれません。(過大評価かもしれませんが。笑)

評価
以上の面を踏まえると、意外としっかりとした作品なのだと思わせられます。総体的に、中間の評価をしたいと思います。

★★★☆☆
星、三つです。





やまもとようすけ


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