1/22は静岡県磐田市のマスコット、しっぺいのお誕生日会へご招待いただきました。
今年はなんと、しっぺいの新曲を手がけさせていただき、そのお披露目も兼ねての参加です。
しかも、僕はといえば年末のポリープ手術後初のイベント、初のお客さんを目の前にしてのステージでした。
いやー、緊張した。歌を間違えちゃいけないというプレッシャーと、術後初のステージというプレッシャーが、自然と僕を楽屋に閉じ込めてしまいまして…
あまり物販に立てなかったです。
こんなにキャラっぽい扱いをしていただいたのに。
にもかかわらずたくさんのお買い上げありがとうございました。
イベントは屋外で、例年とおりの空っ風吹きすさぶ中、無事新曲「磐田が最高!〜しっぺい伝説」発表できました。みんな応援ありがとー!
その模様はいろんな方が動画サイトなんかに上げてくださっているのでそちらググっていただくとして。
しっぺいにはすでにノリノリでご機嫌なテーマソングがあるので、僕は僕なりの思いを持って、僕にしか歌えないしっぺいを歌ったつもりです。
僕が静岡の山奥を泥だらけで駆け回っていたころに親しんだ「霊犬しっぺい太郎」の物語を下敷きに、「磐田が最高!〜しっぺい伝説」は生まれました。
悲しむ人々を救うために、遠く信濃の光前寺から猛スピードで駆けつける、めちゃくちゃ強くて心優しい犬。
物語では、猿のバケモノ達が生贄を襲う場面で彼らはこう歌うのです。
「しっぺい太郎は今日は来てるかな?」
「しっぺい太郎は今日も来ない」
「しっぺい太郎にはこのことを知らせるな…」
実は僕の作った曲のサビのコーラスは、バケモノ達が歌うパートなのでした(^_^;)
悉平(しっぺい)という言葉は「ことごとく平らげる」という意味があるようだ、ということで、そんなフレーズを盛り込んだりも。
深手を負ってもバケモノを一掃するさま、その場面は清々しくもあり切なくもあり…
「その身を投げ出す」くだりをちょっとだけ切ないメロディとコードにしてみました。
これからいろんな場面で使われていくと思うので、もし聴く機会があれば、こんな裏話を思い出してもらえると嬉しいなと。
そして、こういう勇敢な霊犬伝説を生んだ磐田という土地にも思いを巡らせていただけたら嬉しいです。
続々とライブやイベントの告知解禁があります。
それはまた別のエントリーにて!