昔から、なにかにつけ自分の行動や思考に対して
責めるような、擁護するような声が聞こえます。
聞こえているというか、会話しているというか。
自分がもう一人いて、横から、斜めから、正面から話している感じです。
そしてそれはかなり苦しく、辛くなることもあり
ひどいときには気が狂いそうでした。
一応、これまで心療内科に受診して
統合失調症とは診断されていません。
この声に対処するには
「自分が強くなるしかない」
と思って生きてきて、辛いことも挑戦して
手ひどく傷つくということを繰り返してきました。
しかしなかなか良くならず
絶望することもあります。
ある日、「頭の中の声」についての動画を見て
「『聞いている』ということは、『この声は自分自身ではない』とうことだ」
という解釈を知り、なるほど!と感動しました。
話す人がいて、聞いている人がいる。
だから自分も
「わたしはこの声を聞いているだけ」
とイメージするようにしていました。
例えるなら
「見知らぬ大阪のオバちゃんが隣で一方的に話してきた」
そんな感じです。
弾丸トークなので、わたしは口を挟めません。
ただ聞いているだけです。
都度そんな対応をしているとその声に
長時間悩まされることが減った気がします。
聞こえた声が自分だと思っていたから
「弱い自分だ」
と凹んでいましたが
壁を作って分けてみる方法がわたしには合っているようです。
今日も読んでいただきありがとうございます。