全国中学生空手道選抜大会
常心門西日本少年少女空手道選手権大会
無事終了しましたね。
大会運営に関わった皆さん、審判や救護に関わった先生方、選手たちのサポートをしたご家族の皆さん、多くの方々のおかげで大会が成り立ちます。
選手たちが輝く場所が生まれます。
本当にありがとうございました。
私は愛知県のコーチとして全国中学生空手道選抜大会のサポートをしてきました。
一緒に活動したコーチは、これまでたくさんの全国大会出場選手を育ててきて、現在も継続して選手を輩出し続けている先輩二人と、自身も組手の選手として高校大学の日本一を経験し、世界学生出場や国体三位入賞の実績ある後輩。
共に行動する中で、私も指導者として学ぶことばかりです。
そしてコーチも選手とともに戦う立場です。
形でも組手でも試合中に何か間違いが起きた時、選手を守れるのはそこにいるコーチだけです
コーチには、それを正す権利を与えられています
でもそのタイミングは間違いが起きたその時に限られます
形においては
表示された形の名前が間違っていないか?
礼を忘れるミスはないか?
今回は、礼を忘れている時に、形を始める前にコーチが促して良いとされていました
そうすれば、減点はされても0点にはなりません
組手においてもプロテストのルールが運用され始めて
審判もコーチも戦いのレベルが上がりました
コーチはプロテストのために必要な2万円を懐に、「間違いがあったらすぐに言うぞ!」と意気込みます。
審判は、「絶対に間違いがあってはいけない!」と意気込みます。
選手だけでなく審判もコーチも勝負です。
そんな空気が、選手たちの素晴らしい勝負の場を生みます。
今大会を見ていて、大会の質、審判レベルが上がっているように感じました。
プロテストのルール運用は、そんな意義があるのだと実感しました。
私も審判として参加する大会もありますが、より高いレベルの覚悟で臨む必要があるなと感じました。
一方で指導者として、今回は初めて自分の弟子のコーチに着くことができました。
結果は初戦敗退。
指導者としての未熟さを痛感しました。
もっともっと学ばなければならない。
私の成長が、弟子たちの成長につながるはず。
「挑戦」
(水田洋平)