ブログでのお礼が遅くなってしまいましたが
前半3日間を無事に終えることができました。
ご来場くださった方々、本当に有難うございました!!
深く、深く、心より感謝申し上げます。
自分が在廊していないときも
たくさんの方が森に来てくださっていて
本当に嬉しく思います。
そして本日23日は定休日となっておりまして
明日の24日から26日まで後半3日となります。
本当にあっという間です。
おやすみの本日はプチ解説を綴ろうかと思います。
もう森に行かれた方は画集などを眺めながら振り返っていただき
これから行くよ!という方は後半に向けて念頭に入れていただければ
とても嬉しいです。
長くなってしまうかもしれませんが、どうぞおつきあいください。
霧とリボンさんに初めて展示を見に伺ったとき
とても特別な菫色の異空間に思えました。
「こんなところにこんな素敵な場所があったなんて」
と非日常の出会いにびっくりする気持ちです。
なんとなく森の中を彷徨って
突如現れた部屋というイメージが何故かあって
個展のお話しをいただいたとき
迷いなくテーマに「森」を選びました。
「妖のモノクロ世界」にはおおまかに
心の闇を彩るモノクロ世界
架空の魚を描く水族館
架空の植物を描く植物園
骸骨を描くCHROME
などのモノクロ世界を描いてきましたが
思えば上のテーマの個展は
ある意味どんな場所でも開けるのかもしれません。
それによって原画も何度もご覧いただけるのかもしれません。
ですが今回の「白と黒と菫の森」は
この繊細な菫色が美しいギャラリーさんである
霧とリボンさんでしか描けない世界観です。
そういう意味で、今回並んだ森シリーズの原画たちは
この先もう皆様の前に現れることは
ないのかもしれません。
今回のメインビジュアルは2006年の「満月」という
下の作品を再イメージして描いたものです。
今回、菫色に囲まれた世界で活きるよう
初めて原画に白と黒以外の色を
色鉛筆というアナログな手法で入れてみました。
会場で販売している画集の方は
原画とは違い、デジタル上で菫色を入れています。
なので原画には原画の良さが必ずあると自負していますので
会場で直接ご覧になっていただけたら嬉しいです。
実は見比べていただくと菫色が入っている場所も
原画と画集で異なっていたりします。
画集は紙面上で見た感じに重きを置いて色をつけています。
これから森へ来られる方は、その辺もご覧いただけたら嬉しいです。
※ここまでの画像は霧とリボンさんのツイッターよりお借りしています
この部屋は菫色の森で囲まれているのが見えるよう
色々なところに窓がついています。
額も窓のようなものです。
壁にかければ、その先は白と黒と菫の森が存在する。
少し作品に対しても解説を。
会場では「見せ方」に重きを置いて作品を配置しておりますが
画集はどことなく自分の中にあるストーリーの順番になっています。
一枚目の作品「この森は何処にあるの?」
最後の作品「あなたはようやく気づく 森が何処にあるのかを」
という流れ。
こんなはっきり言っていいのかわかりませんが
森=心 です。
作品についた詩の
「森」の部分を「心」に置き換えて読んでみてください。
色々なものが見えてくるのではないでしょうか。
あなたの森からは何が採掘されますか?

「皆がそれぞれの森で
それぞれの涙を流している
もし同じ森で出会ったら
一緒に花を摘みましょう」
〜森のお茶会〜
この作品は実は
妖の個展に来てくださる方々のことを描いた作品です。
それぞれに色々な涙があって
きっとそれぞれが色々なことを乗り越えてきている。
そんな毎日の中で
ふと開かれた妖の個展という場を選んで
足を運んでくださること。
それって本当にすごいことだなあ・・・としみじみするのです。
今回も遠方からたくさんの方が来てくださいました。
「また」を告げてそれぞれの森に帰っていく。
また一緒に花を摘めるような日があればいいな。
作品一枚一枚に実はこういった意味があったりします。
見てくださった方が、それぞれを自分に重ねて
新しい意味をつくってくださったら嬉しいです。
もちろん純粋に絵だけを楽しんでいただくのも嬉しいです。
それではプチ解説はこのへんで。
個展はあと3日です!
是非「白と黒と菫の森」に来ていただけたら嬉しいです。
心よりお待ちしております。