《前編》 より

 

【宇宙エネルギー授受にかかわる水(水素原子と酸素原子)】
 宇宙の叡智で身体をつくるときの受信機は水素原子で、身体を働かせるときの受信機は酸素原子ということです。(p.79)
 水素と酸素を合わせると水ができます。だから、水ができるところでないと身体がなりたちません。水が存在しているところで、エネルギーの受け渡しができるのです。(p.80)
 水素原子と酸素原子の機能は、松果体の珪素化に伴って、以下のような大きな役割を果たすことになる。
 松果体を水晶(珪素)化していくと、宇宙の叡智により、水素原子の電子が動員されることにより原子転換(錬金術のようにあるものから全く異なるものを生み出すこと)がなされ、胸腺やミトコンドリアが珪素化するのです。(p.147-148)
 松果体が関与する原子転換(錬金術)について、下記リンクにも同様な記述がある。
《参照》 『2020年ごろまでに世の中大転換する』 船井幸雄 (徳間書店) 《前編》
【元素転換】

 松果体はアジナー・チャクラ、胸腺はアナハタ・チャクラそのもの。
 いずれも珪素化によってこそ、本来の機能を十全に発揮できるようになる。
《参照》 『レムリアの叡智』 オレリア・ルイーズ・ジョーンズ (太陽出版) 《後編》
【進化の鍵(アジナー・チャクラとアナハタ・チャクラの関係)】
 身体を珪素化することで、高いレベルの宇宙の叡智をもとに、より高い能力をもって生きるようになるのです。(p.153)
 ここに至って、人類は次元(周波数・振動数)の壁を容易に超えることができるようになるだろう。

 

 

【振動数と時空間】
 振動数を高くすると重力の影響を受けにくくなり、振動波の中で意識を置くポイントを固定化する力が弱まっていくので、波の中で意識を固定化しないでぼんやりと幾つも置いておくことができます。そうすると、過去や未来も自由に自分の感覚をもって生きることができます。
 それぞれの固定する部分が弱まるので、自分の意識を薄く置くことができて、波の中を過去・未来に自由自在に行くことができます。また、意識をおかない波にも自由に移動できるので、空間に縛られにくくなります。
 振動数を上げると時間という感覚が減ります。
 当然、空間という感覚も減ります。また、重力の影響をあまり受けなくなります。
 エネルギー的により自由になることができ、振動数の上げ幅が十分大きければ、空間移動や時間移動という「ワープ」が可能になります。(p.108-109)
 “振動波の中で意識を置く”とか“波の中で意識を固定化しない”とか“意識をおかない波にも自由に移動できる”という表現は、まさにコツである。

 

 

【意識と実現のカラクリ】
 まずお伝えしたいのは、意識に設定したことは、宇宙では必ず実現するということです。実現しないことは100%ありません。意識に投げかけたことは実現します。
 高い次元では瞬時に実現しますが、地球は重いエネルギーで時間と空間があるので、意識設定した内容のエネルギーが一定期間ブレずにいないと実現しません。ここに地球人の願ったことや夢がなかなか実現しないからくりがあります。(p.82-83)
 キーワードは「ブレない」。
 瞬間、僅かでも「ダメ」とか「ムリ」とかの意識が起こってしまうと、ブレてしまう。
 「確信力」が大切と言われるのは、「ブレない」と言うのと同じ。
《参照》 『世界は祈りでひとつになる』 白鳥哲 (VOICE) 《後編》
【効果的な祈り】
 すんなりいく人は、もともとDNAに書き込まれたことをやった人で、何回失敗しても諦めずにやった人は、DNAを書きかえた人です。(p.172)

 

 

【目に見えない高次元多重螺旋DNA】
 第5章に、目に見える2重螺旋DNAから、目に見えない4重、6重、8重、10重、12重螺旋DNAについて記述されている。
 2重螺旋DNAは身体をつくる設計図
 4重螺旋DNAは身体を働かせる情報
 6重螺旋DNAは身体を治す情報
 8重螺旋DNAは身体に起こることのシナリオ
 10重螺旋DNAは感情・性格・能力をつくる情報
 12重螺旋DNAは人生に起こることのシナリオ (p.111-134)
 スピ系著作では、人間は本来12本のDNAがあるけれど、現在の人類は2本のDNAしか活用されていない、という記述を読むことが多いけれど、その機能の実態を語っている記述を読んだのは、本書が初めて。
 下記リンクには、本書の導入程度のアウトラインが書かれていた。
《参照》 『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《前編》
【DNAの働きと、これを傷つけるもの】

 8・10・12重螺旋DNAの役割は、オーラから読みとれる情報として記述している著作の方が多い。
 また、神経系と絡めて記述されている、下記リンクに紐付く、福元、シュタイナー、悟楽、三者の記述を包括的に理解するのに、本書は役立つだろう。
《参照》 『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《前編》
【太陽と12惑星】

 

 

【8重螺旋DNAの書き換えは可能】
 気づきや学びを伴わない書きかえは起きません。・・・中略・・・。
 例えば、・・・中略・・・、脳梗塞が起きて右半身麻痺になるところを、手だけの麻痺に変更するということも可能です。または、全く病気をなくすということも可能です。
 病気を持つと、いろいろな気づきや学びがあります。そのときに、病気の度合いを少し下げても、それらの気づき・学びは達成されると魂が判断すれば、病気を軽くすることをDNAが受け入れます。逆に、もう少し重くした方がいいという場合もあります。(p.120-121)
 すべては「気づき」や「学び」しだい。
 何に気づき、何を学べばいいのか? それこそが人それぞれの人生の課題なのだけれど、一般化していうなら、「心の偏り」や「行為の偏り」によって起こっている「法則の必然としての現状」に「気づき」「学ぶ」ということ。
 感情や性格、能力の情報は身体のDNA情報よりも高い次元にあるから、そこが乱れれば低い次元の身体情報は乱れます。(p.122)

 

 

【予防接種は人間を堕落させるための格好の材料】
 予防接種を打つと、免疫を余計に過敏にしてしまいます。・・・中略・・・。ワクチン接種は自然の摂理から外れています。
 もっと悪いのは、予防接種には弱毒化したウイルスだけでなく、その効力を上げたり、保存するためなどに有機水銀が入っています。幼少の頃から予防接種を受け続けると、水銀が蓄積されて、大人になると脳障害や脊椎障害を起こして、重篤な病気になったりします。予防接種は人間を堕落させるための格好の材料です。
 だから、予防接種を打って得られるメリットよりも、打つことによるデメリット、怖さのほうがはるかに大きいです。子宮頚部がんの予防接種は、まさに毒を入れて病気を起こしています。(p.149-150)
《参照》 『空洞地球』 ダイアン・ロビンス (徳間書店) 《前編》
【予防接種から新生児を守って!】
《参照》 『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《前編》
【ワクチン接種は、「闇の権力」が目論む人口削減計画の一環】

 

 

【松果体の活性化を阻害するもの】
 松果体が本来持っている機能とは、宇宙の叡智を身体の叡智に変える変換機能。
 即ち、「宇宙の叡智を身体の叡智に変える変換作業を阻害するもの」について記述されている。
 過去の経験に伴う知識や情報は、どちらかというとネガティブな感情を生み出す内容のものが多く、脳の中心にある松果体における宇宙の叡智を身体の叡智に変える変換作業を阻害します。だから、本当は脳に知識や情報がないほうが人間は進化成長しやすいのです。
 これは人間を考える上で革命になる部分でもあります。 (p.156)
 脳に蓄えられたネガティブな感情は、進化成長を制限する潜在意識となって、松果体の珪素化を阻害している。過去の経験によって生じているネガティブな感情は、【芸術の力を借り】て再受容したり、気づきや学びを経ることでも【書き換えは可能】である。
《参照》 『世界は祈りでひとつになる』 白鳥哲 (VOICE) 《前編》
【芸術の力を借りる】

 

 

【ドルフィンフレーズ】
 著者は、松果体を活性化するための4つの方法を記述している。
 そのうちの1番目が、ドルフィンタッチ。
 これについては、『「首のうしろを押す」だけで健康になれる』 に、より詳細に記述されている。
 そして2番目が、ドルフィンフレーズ。
 ドルフィンフレーズは心の中で言葉にします。言葉に出して言っても構いません。言霊といって、言葉の威力は非常に強いので、5つのチャクラエネルギーに作用し、身体ソウル・ウェイブを正し、松果体を活性化させます。
「今の自分は大丈夫」
「今の自分に感謝」
「今の自分が大好き」
「今の自分を良く知っている」
「今の自分は宇宙のすべて」
 という5つのフレーズです。これを時々唱えます。(p.201)
 宇宙に親和性を持たせる自己肯定的なアファメーションは、近年のスピリチュアルなワークでしばしば用いられるけれど、密教でマントラ(真言)として用いられている技法も、自分自身の意識を変容させ神仏に一体化するために繰り返すもの。
 現代人の意識では、神仏より宇宙のほうが馴染みやすい。

 

 

【不食・不眠は松果体の水晶(珪素)化に連動する】
 今地球に生きている地球人たちは、古い枠の中でしか生きていないので、食べないと生きていけない、眠らないと生きていけないというレベルにいます。
 しかし、宇宙の本質としては原子転換、エネルギー転換ができるので、松果体を活性化して振動数を上げていくと不食・不眠の世界に入るようになります。・・・中略・・・。
 地球人の松果体が水晶(珪素)化して活性化していくと、地球を乱している要因も穏やかになっていくでしょう。(p.187-188)
 食料問題、エネルギー問題といった社会問題は、現在の地球を支配している「闇の支配者」たちの利権維持のために社会問題となっているだけのことである。
 これらの社会問題も、松果体の水晶(珪素)化と連動して必然的に消滅してゆく。

 

 

 

 

<了>