こんにちは。
しんいちろうです。
ある日、わたしは妻にこんなことを言われました。
「私は神様と結婚しているから離婚してほしい」(頭の声にそう言うように指示されたそうです)
当然ですが、わたしは受け入れられませんでした。
何を言っているのか、まったく意味がわかりません。
気が動転して動揺して苦しいだけでした。
次の日は、2人で通っている千葉のヨガ教室にセミプライベートレッスンの予約をしている日でした。
とてもじゃないけど、わたしはヨガに行く気にはなれません。
ひとりで行くと言った妻を、車で駅まで送りました。
それがどうしたことか、妻は夜になっても帰って来ません。
わたしはどうしていいかわからず、極度の不安から思わずヨガの先生に連絡をしてしまいました。
電話口の先生も心配していたことに、わたしはさらに驚かされることになります。
実は、妻は先生のところに行っていなかったのです。
妻に電話しても全く繋がりません。
鍵も携帯の充電器も持っていかずに家を出たことに気づき、巨大な不安に襲われました。
神様と結婚するため自殺するんじゃないかそんな想像さえ浮かんできました。
その夜はまともに眠れず、翌朝はとても仕事に行く気持ちになれず休んでしまいました。
まずは自分の心を落ち着かせなければ。
ふと気づき、ゆっくり呼吸することを心がけました。
すると、大きな不安がただ無事でいてくれることを祈るような気持ちに変わりました。
その時、ヨガの先生から連絡が入り、妻と電話がつながったと知らせを受けました。
このときの安堵感と言ったらありません。
無事でいてくれた。
その時の私にはそれで十分でした。
この時のわたしは、まだ本格的にヨガを学んでたわけではありません。
しかし、今考えると自分を救うため無意識にしていたことはヨガでした。
まず、気が動転した自分をゆっくりとした呼吸で落ち着かせること。
起こってもいない悪いことを想像して、自分が不安になっていることに気づきよけいな心配をしないこと。
どこで覚えたのかそんなことをしていました。
それからわたしは、妻が統合失調症を発症したきっかけとなったヨガを本格的に学んで、ヨガで妻を救おうと決心することになります。
今日のブログがご参考になれば幸いです。
しんいちろう
妻もわたしも大すきな十和田湖