1月に亡くなった叔母は着物が趣味でした
生前から「私が死んだら着物全部あげるからね」と言っていましたが、その頃の私はあまり着物に興味がなく、曖昧な返事しかしていませんでした
いざ亡くなって、タンスを開けてみると
数年前に亡くなった祖母の着物や羽織も合わせてなんと、百枚近くも出てきたのです
手に取って見ていたら、染めや織りの様々な色柄豊富な着物にとても興味が湧いてきて
厳選した十数枚をもらうことになり
一念発起して着付け教室へ
・・ということで半年前から着物の着付をならっています👘
肌襦袢、長襦袢、着物、帯、と何枚も重ねて身につけるので着脱に時間がかかります
一つ一つ手順を踏んで順番に着ていくのですが、
しっかりシワを伸ばして着ないと後々上から身につけたものがうまくフィットせずにきれいに見えない
なんだか折り紙と似ています
丁寧に折り目正しく着るのはとても集中する作業です
これってとても瞑想的🧘♀️
そして着付の所作はとても心が落ち着くのです
禅の文化や芸術には着物がつきもの
昔、ヨガと禅の関係を調べた時に
仏教の教えの六波羅蜜(ろくはらみつ)の中の「禅定」(サンスクリット語でディヤーナと読みます)は瞑想のこと
その「禅」が独立したと理解したのを覚えています
ヨガをして心が落ち着くことと着物を着て
同じような気持ちになることは偶然ではないのです
こんなに何かにハマるのはヨガと出会って以来
私にとって珍しいこと
叔母の生前から一緒に着物を楽しめなかったことが悔やまれますが
着物を残してくれた叔母に感謝して
新しい趣味としてこれからも着物ライフを楽しもうと思います♪