昨日、こんな記事(⇒肩甲骨を寄せる運動のひと工夫)を書きました。
今日はその逆っぽい話。
肩甲骨を離す動き、腕を前に出す動きのお話。
肩甲骨を前に出す時、その役割の一つを「前鋸筋」という筋肉が担うんですけど、これを上手く働かせる事が結構難しいんです。
直感的に説明すると、こんな感じになります。
前へならえで手を前に突きだそうとした時。
鎖骨付近は力が入るんですけど、胸の下の方に力入れづらいんです。
下の方を使う工夫としては。
ちょっとずつ、腕を下向き内ひねりにして突き出します。
そうすると、胸の下の部分を感じやすくなります。
その感覚を保ったまま、腕の位置を戻します。
この感覚を意識してからポーズとると、肩の筋肉が周りの筋肉と連携して強い事強い事。
テーブルポーズなんか、正にテーブル。
手のひら押した時に「ガシッ」とした感じを越えて、もう100人乗っても大丈夫そうな安定感になります。
この感覚でダウンドッグをした日には、「肩が怖いって言ってた私って何だったの!?」って感じになりますよ。
あまりに手がガシッとしているので、手で押した力がそのまま足元を押す力に変換されます。
「これが全体が繋がった感じか~!」なんて嬉しくなりますよ。
これ教えてあげると、大抵生徒さんはビックリです。
「え、こんな簡単な話??」って。
そして不思議がります。
「なんで??」って。
使っていない筋肉を使ったからなんですけどね(^_-)-☆
魔法の様な感じがするみたいです。
でも、ファンタジーでも何でもなくて、解剖学の知識に基づいて動かしているだけですよ。
「前鋸筋」をしっかりと働かせる事で、そこと連動する背中やお腹、さらにそこと連動する脚やお尻や首の筋肉も働きやすくなるんですよ。
いつも言っているでしょう。
出来ないんじゃなくて、知らないだけなんですって(^^)v
是非、発見を楽しみながら練習してください。
この楽しい感覚が分かってもらえると思います。
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