またまた おひさしぶりのブログ
そして 今頃かよ! っと突っ込まれそうな、6月上旬に行った
ヨガのリトリートの報告です。
おヒマな方 読んでやって下さい。
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あずさの車窓より〜見えて来ました穂高連峰〜
舞台は穂高の裾野をちょっと登ったところの穂高養生園さんです。
いくつかの建物が山中に散在するこの施設、(瞑想小屋なんかもあるんですよ〜)
今回 泊ったのは 森の家という 携帯の電波もない いちばん山奥に有るこの建物です。
お部屋の中はこ〜んな感じ。
どっちを見ても緑、みどり、グリーン!
お風呂だって ほぼ外です。
斜面の上にありますが、うっかりハダカで「ウ〜〜ン」なんて
のびしてると、下の道を通ったお散歩中の人に丸見えです(^^;)
講義や実技が行われるのはこんな建物
ここでスライドを使っての講義や、アーサナの授業が行われます。
、、、とまあ こんな環境なんですが、
なんで こんな田舎まで行くの??、、、という お話。
ヨガって究極のところ、原初の自分を取り戻すための方法なんです。
原初とは 生まれたての自分です。原初の オギャ〜と生まれたての赤ん坊は、素っ裸で なんの思惑もなく 他の野生動物となんの代わりもありませんよね。
生まれた時のまっさらな自分に、経験や体験が積もったものが今の自分。
その経験、体験は自分に良いものもあれば悪い物もある。つまり、人間は生きて来た環境次第でどうにでも変わってしまうということです。
もちろん 大人になってからもそうです。ストレスまみれで、忙しくすごしているひとは、忙しさと自分が同化しがちですよね。
そこで 原初の自分に近い環境である 大自然の中でリセットするのが、よかろう、、、出来るだけまっさらに戻しながら、講師の教えをあらたに刷り込んでいこうとするのがヨガのリトリートなのです。
そうなってくると、食べ物ももちろん大切です。
我々の身体のほとんどの細胞は数年周期で入れ替わってしまうそうではありませんか。だから 悪しき食習慣もここで 出来るだけリセットしようというわけです。
穂高養生園さんはマクロビオティックのお料理で有名です。
日常からこれだけ 自然素材をたくさん使った 手の混んだお料理はムリ。
堪能しました。
お肉はいっさいなしの 本格的なカレープレート。
この1プレートで30品目以上の食材が使われています。
こちらは五目すし。
しかも 毎食デザートつき!
すべて 終わった後は まっさらな自分、、、とまでは 行きませんが、
とっても新鮮な気分で帰途につくのでした。
ヨガリトリートは休暇とお勉強の両立で2度おいしい(^^)
私にとって『最高級の休暇』とは
ラグジュアリーなリゾートホテルで過ごすことではなく、
日常に目に見えない、上質のお土産を持ち帰ることが出来る、ヨガリトリートです。