いつもがんばってくれている体の部分は？

脚の付け根は縮んでませんか？

ヨガインストラクター  藤原如美(なおみ)です。


仕事で座っている姿勢が長い

マラソン、ウォーキングなど脚をよく使う運動をよくする

腰痛気味である

体が硬い   

姿勢が悪い

冷えやすい


そのような方はこのポーズをおすすめします。

特に運動をよくされる方は。

ドラゴン２ (１もあります)

片脚を前におき、後ろ脚を後ろへすこし引く。

前足のかかとの上に膝がのった状態でかかとから膝までが垂直に。

後ろ脚の付け根がのびていきます。

陰ヨガのポーズです。

脚の付け根、鼠径部(そけいぶ)というところを開いていきます。

ここは腸腰筋(ちょうようきん)といわれる筋肉です。

付け根をさわるとぐりぐりとした筋のようなところです。


ここは背骨の腰のところからお腹の中を走るように通って脚の付け根の太ももの骨についてます。


ここが縮むのは、座っていたり、脚を前に出したり、上げたりするときです。

筋肉の始まりや終わりは腱(けん)や靭帯(じんたい)でゴムのように縮まる習性ですから、

伸ばしてあげないと、背骨の腰の部分につながっているので腰痛を引き起こしやすくなったり、姿勢不良、またお腹が出てきたり。

また股関節には太い血管やリンパもながれているので、常に流れをよくしたいところです。


ゆるーい陰ヨガのなかでもやや強めのポーズです。

このポーズになるとみなさん、ええ～～っと嫌がる方がほとんどですが、

硬いってことは、いつもこの部分はがんばってくれてるところです。


いつもありがとうという気持ちで伸ばしてください。


と自分の体の中をみて、いつも体のことはあんまりみてなかったな～ってことに

気づくのもヨガのいいところです。

夜、このポーズをちょっとでもいいのでしてみませんか？

明日の朝は腰が軽くなっていたり、歩きやすかったり、いたわった分だけ体は答えてくれますよ。

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