ゆきちゃん(3歳7ヶ月)がお風呂から上がってから
グズグズになってしまったので
今日の寝る前の絵本はなしになっちゃいました。
ので、昨日の記事に出てきた
「あおくんときいろちゃん」
を紹介することにします。
『あおくんときいろちゃん』
作 レオ=レオニ
訳 藤田圭雄
至光社
主人公が色のかたまりというユニークな絵本。
子どもは、くまくんとかうさぎちゃんとか具体的なものじゃなくても
理解するものなんだなと感心します。
一緒に遊んでいたあおくんときいろちゃんが混ざって緑になってしまったら、
お父さんとお母さんがふたりだと分かってくれない。
お父さんお母さんがおうちに入れてくれないっていうこの場面で
かなりドキッ!
でも、悲しくなって泣いたら涙はあおときいろで
それが集まって二人は元にもどり
お父さんお母さんもふたりだとわかって無事おうちに帰れましたというお話。
最後にはお父さんお母さんもうれしくて混ざって
みどりになっちゃうという不思議なところもあっておもしろい♪
お父さんお母さんが自分をわからないなんて
子どもにとってはすごくショッキングな展開だろうと思います。
だから子どもはけっこう神妙なカンジで聞いてますね。
でも最後には親子で「よかったね!ね~!」ってなれて
一緒にいられる幸せを改めて感じます。
2004.6.11