こんにちは

淀屋橋心理療法センタースタッフのうえずですニコ

 

今回は、こだわりの強い子についてお伝えします。

私にも3歳と6歳の男子がいますが、こだわりの塊のようなBoysです笑ううさぎ

 

親御さんにとっては、お子さんの

「こだわりが強すぎて困る」

「この性格で社会でやっていけるのか将来が心配」

と思われる方も少ないと思います。

 

今回は幼児期から小学生・中学生までのお子さんを対象にしていますニコニコ

こだわり=個性とも捉えられる現代キラキラ

その個性をでは親御さんや周りの家族はどう育てて、サポートしていけばいいのでしょうか?

一緒に考えてみましょうひらめき電球
 

 

 

こだわりの強い子の特徴

 

〇 衣服へのこだわりが強い

 

 ・この洋服じゃなきゃいや

 ・この素材が好き

 ・ボタンがイヤ

 ・締め付けられる服が苦手

 ・靴下をはきたくない

 

などなど…

普段身につける洋服にたいして強いこだわりがあるお子さんがいます。

親御さんは毎日のことですから、そのこだわりの強さを気付いているのではないでしょうか?

 

〇 食べ物に強いこだわりがある


 

 

・パンばっかり食べている

・白米しか食べない

・野菜を食べない

・特定の食べ物が苦手(しいたけ、わかめ、トマトetc.)

 

などなど…

このお悩みは大なり小なり、ご経験があるはずです。

いわゆる一般的な「食べ物の好き嫌い」

幼児期から小学生、中学生・高校生になり

食の好みや味覚が変わっても、

何かしらこの悩みは尽きないのではないでしょうか。

 

特にこだわり気質のお子さんの場合、

白米しか食べない、肉だけしか食べないなど

特定の物に固執する傾向があります。

 

 

〇 自分のペース、ルーティーンがある

 

・自分のペースがある

 それを乱されたくない

 

・集中力が高くて、そのゾーンに入ると

 なかなか抜け出すのに苦労する

 

・好きな物、ことに対しての集中力がすごい

 (ゲーム、レゴ、お絵かき、人形遊び、外遊びなど)

 

などなど…

 

こだわりの強い性格のお子さんは、意志が強いのも特徴です

かっこよく言えば、自分で道を切り拓いていくような・・・

素敵な一面だなと思います。

でも毎日その強いこだわりと接する親御さんは大変ですよね。

 

 

こだわりの強い子の付き合い方

 

 

ここまでおもに3パターンのこだわりについてみていきましたね。

淀屋橋心理療法センターの所長であり、

精神科医の福田俊一の著書「心の声に気づいて!ちょっと気になる子供の行動」を参考にどうすれば、こだわりの強い子と楽しく毎日が過ごせるか、その子の良さを活かしていけるかをご一緒にみていきましょう♪

お子さんへの接し方、対応にお困りの方必見です音譜

 

 

 

著書:精神科医・福田俊一

Amazon.co.jp: ちょっと気になる子どもの行動: 心の声に気づいて! : 福田 俊一, 増井 昌美: 本

 

 

 

「せかす」、「あせらさないように」する

 

こだわりの強いお子さんは、

自分のペースやルーティーンを

とても大切にしている傾向にあります。

 

お母さん方にありがちな、せかしたり、

「時間がないよ」とあせらさると…

こだわりの強い子には、「早く」、

「急いで」などの焦らせる言葉は

使わない方がいいでしょう。

 

お子さんご本人は頭が真っ白になってしまうんですね。

そして、その行き場のない感情を、

激しく泣いたり、叫んだり、

時には床に寝そべってジタバタするなど…

癇癪(かんしゃく)のような状態になります。

この状態になると10分~長いお子さんで2時間など、

お子さんにとってもさまざまですが、

親も子も辛い時間となってしまいます。



 

一日の流れ(起床から就寝まで)がわかる

生活ボードのようなものを使ったり

予定がある時は、それを紙にあらかじめわかる所に貼っておくものおすすめです。

要は、見える化して、子どもの不安を減らすことが大切です。

 











 


納得させてあげる

 










こだわりの強いお子さんは、                        「納得する」ことで落ち着くことが多いです。                   親御さんが命令口調で「~しなさい」といっても、                  ご本人が納得したことでなければ、                       アクション(行動)に移すことが難しいのです。                  例えば「この洋服じゃないと絶対に外出しない」                と言い張って、譲らない場合があったとしましょう。              その場合、親御さんが共感してあげることが必要です。                                「そうか、このお洋服で行きたいんだね。お気に入りだもんね」          と共感のひと言を言ってみてください。                    本当はもうお子さんご本人の意思を優先してもいいと思いますが、          どうしても着替えさせないといけない場合、                  親御さんとお子さんの意見が合致する点をみつけて、              お子さんを納得させてあげましょう。                    「じゃあ、車の中までこのお洋服着てみようか。                   このお洋服も気に入るかもしれないから持っていくね」と              ひと言。                                  出先で着替えることができたら、はなまる💮ですね。

 
 
親御さんが自分のことをわかってくれたと思えることがお子さんにとって安心材料の一つになります。またご本人が納得することで、びっくりするくらいスムーズに、次のアクションに移れることが多いです。
 
 
 

こだわり気質もひとつの個性

 

 

 

ここまで、お子さんのこだわりの強さに

悩まれている方へ情報をお届けしました。

 

こだわれるということは、

自分の意志がはっきりとしていて、

有能な個性の一つだなと私は思っています。

かの黄熱病の研究で功績を残している野口英世も、

とてもこだわりの強い、過集中の方だと本で読んだことがあります。

研究のために、食事や睡眠も削ってまで、研究にのめり込んでいったそうです。

 

そう考えると・・・何かに強くこだわれるお子さんのその力は、

個性として一つの持ち味なのかと感じました。

 

日々向き合う親御さんはご苦労も絶えないかと思います。

おひとりで悩まずに、信頼できる方や

専門のカウンセラーに相談してみることもおすすめです。

良きアドバイスによって、

その子の個性がさらに輝く方へ伸びて行って欲しいと願っています。

 

 

【子どもの癇癪】対応でお困りの親御さんへ|淀屋橋心理療法センター|不登校・摂食障害(過食・拒食)等への家族療法カウンセリング (yodoyabashift.com)

 

 

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