よだ形成外科クリニックの依田です。


こどもの日には毎年わが家では鯉のぼりを上げます。

ポールを組み立て、装着、ヒモを通して固定、そして鯉を付けて上げていきます。

この時期は突風や大雨が必ずやってくるものですが、今年のゴールデンウィークは比較的穏やかで、鯉がスイスイと泳いでいました。スイスイ泳ぐ鯉のぼりのようにすくすく成長してくれることを望みます。


さて本日はくぼみ目の目立つ眼瞼下垂症の手術の結果を見てみましょう。

今回のような症例の比較的多くが長期にハードコンタクトを使用していた方に見られる眼瞼下垂の症状です。

 「術前」

「術前上方視」

ハードコンタクトの装用で眼瞼下垂が生じてしまう原理なのですが、諸説があります。

 

コンタクトを装用する際に指で上眼瞼を持ち上げる操作で腱膜瞼板という軟骨からはずれていくとかハードコンタクトが結膜側で刺激することではずれてしまうなどと言われています。

さらに、まぶたが開けづらくなると眉毛を引き上げて目を開けようとするのですが、この動作で腱膜に乗っている眼窩脂肪という膨らみが後退してしまいます。

こうしているうちにまぶたにくぼみが目立つようになってきます。

また、眉毛を挙上する動作は、前頭筋を強く使うため頭痛肩こりなども生じやすくなってきます。

頭痛肩こりの原因はこれだけではないのですが、大きな原因はこれらのことと考えられます。

眼瞼下垂くぼみ目がある方は、私の場合、この奥に引き込まれた脂肪を引き出して元の位置に戻すことを第一に考えて手術を行います。


以前、他クリニックの方が、私が行ったこの方法をバカにするようなブログを書かれ、まずヒアルロン酸の注入だろうと説明されていましたが、私は解剖学的に直す方がいいと考えているために手術を第一選択に考えています。眼瞼下垂がない場合にはもちろんヒアルロン酸のまぶたへの注入を私も行っております。

もともとの眼窩脂肪のボリュームが少ない方は解剖学的に直しても、時間の経過と共にややくぼみ目が再発してくる傾向があります。

これらの手術の技術はやや難度が高いので、挙筋腱膜前転術に精通しているドクターに任せることが大事です。

 「手術直後」

 「1週間後、抜糸直後」

 「1ヶ月半後」

 「4ヶ月後、開眼良好、まぶたの膨らみもキープしています」

  「4ヶ月後、上方視。視野も良好です」

「4ヶ月後、閉眼時。左右差は3-6ヶ月で軽減してきます」

 

よだ形成外科クリニック 仙台駅前 美容外科・形成外科・美容皮膚科

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