一部キャストさんの辛口感想あり。イヤな方はこの記事をスルーしてね。
23日は、母と一緒にアグラバーへ。
138回めのアグラバー訪問でした。席は先行予約で取っていた1階センターブロック前方列の上手寄り。
私のご贔屓・戸高圭介くんがまだいてくれてよかった
キャスト。↓
先々週デビューした、新ジャスミンの門田奈菜さん。なかなか評判がいいみたいなので期待していましたが…。
私も母も、ガッカリでした。
すっごい気の強いジャスミン。そして、可愛げがない。
相手のセリフをなんでもかんでもマイナスの感情で受け止めて、感情的に反論するようにセリフを返しているように感じました。常に怒っているみたい。
怒りの表現が、"爆発している"と言ってもいいくらい激しくて、サルタンとの口論は石波さんも門田さんの剣幕につられたのかいつもよりもヒートアップしていたようでした。ほほえましい親子ゲンカというより、憎しみあってお互いの感情をぶつけ合っているみたいでした。怖かった。
2幕の『プリンス・アリー』のあとに登場する場面も怒り爆発で本当に怖かった。プリンスアリーの挨拶を真似するところも「オラァ」と言いそうな表情に見えて、怖い上にガラが悪そうだなと思ってしまいました。
こんなに強いジャスミンなら、とっくにお城を飛び出してるんじゃないかなあ。衛兵たちを殴り倒して(苦笑)。
歌声も強かったです。すごく自己主張する歌声。
うまいのでしょうが、ちょっと高音の出し方にクセがあるように感じました。どんなクセかはうまく言えないのですが、自然じゃないというか、高音に移る前に構える感じがして気になりました。
うーん、門田さん、まだデビューしたばかりで力んでいるのかな。ジャスミンとして舞台に居ることよりも、「うまくやらなきゃ」という思いにとらわれているのでしょうか。
役者の「頑張ってます」という気負いって、私はウザくて好きじゃありません。役ではなく役者本人が頑張ってるところを見せてどうするんだ、と思っちゃう。四季にもそういう役者が何人かいますが、門田さんも今のところそういう役者のひとりなのかもしれません。
肩の力を抜いて、物語の中のジャスミンの心の動きを見つめ直してみてほしいな。
木村奏絵ちゃんも、ジャスミンデビューしたばかりの頃は硬かったです。でも、みるみるいい感じに力が抜けて、素敵なジャスミンになりました。奏絵ちゃんはまだまだのびしろがありそうなので、期待しています。
門田さんも、いつか化けてくれることを祈っています。
阿部よしつぐさんのイアーゴは、以前から個性的ではありましたが…
阿部さん、ひとりで芝居してないか?
ジャファーの勅使瓦武志さんと芝居が噛み合っていない気がしました。私の気のせいかもしれませんが、テッシーもやりにくそうに見えました。
ジャファーをちっとも恐れてもいないし小馬鹿にしているイアーゴはありだと思います。でも、ジャファーとはコンビなんだから。
ジャファーとの息の合った芝居で笑わせてもらいたいです。
私のご贔屓・オマール役の戸高圭介くん。
バブカック・白瀬英典くんにいい感じにイジられて、楽しそうにやってました
戸高くんのオマールの役作りが大好きです。オマールは優しいからいつもなよなよして頼りなさげに見えちゃうのよね。決してオネエではないし、ナルシストでもない。オネエでナルシストなオマールもいますが(誰とはいいません)、それはなんか違うと思う。
カシームもバブカックも演じる役者さんが何人かいますが、戸高くんは誰と組んでもうまく呼吸を合わせています。オマールは自己主張するような青年ではないと思うので、戸高くんのオマールとしての舞台での存在感はとても効果的だと思います。
誰と組んでもいい感じの戸高くんですが、白瀬バブカックといる時が一番いい感じです。きっと楽屋でも仲良しなんだろうなあと、いつもほほえましく観ています。あの2人がいると癒される〜
すみません、完全な贔屓目ですね
カテコでは、戸高くんがほぼ正面でした くしゃっとした笑顔がよく見えて幸せでした
戸高くん、アナ雪のアンサンブル候補に入ったそうです よかった 出られる作品が増えるのは、10年近く戸高くんを応援しているファンとしてとても嬉しいことです
でも私、アナ雪にはイマイチはまれなくて、チケットあんまり取ってないのよね。戸高くんがアレンデールデビューしたら、なんとしてもチケットを手に入れて駆け付けないと 『ヒュッゲ』の葉っぱ隊の戸高くんが見たいです
森川温子さんの占い師は、ずいぶん貫禄が出て来ました。デビューしたての頃は綺麗すぎてものたりたいなあと思っていましたが、『逃げ足なら負けない』の「お逃げ アーッハッハッハ」がたくましくなっていて、思わずうんうんと頷いてしまいました。
厂原時也くんのアラジンは相変わらずの安定感。
厂原くんは、相手の芝居をきちんと受けて返すのがとてもうまいです。新ジャスミンも、厂原くんと組んでたらいい方向に変わってくれそうな予感がします。
厂原アラジン、『理想の相棒』のあと、ジーニーが疲労困憊してゼーゼー言っている後ろで、余韻に浸って踊っているのが好きです。魔法が解けたから、ちゃんとヘタクソ。さすが厂原くん。
多少の引っかかりはありましたが、『アラジン』はやっぱり楽しいです いっぱい笑わせてもらいました。
次のアグラバー訪問は4月です。先日追加発売された平日ソワレ。母が自動予約を頑張ってくれて、1階センターブロックの2列めの席が取れました 楽しみです
上から目線の偉そうな感想文で失礼しました
たくさんの人が褒めている役者さんを批判的に見てしまう私…見る目がないのかもしれません
おまけ。
職場の近所の桜。
日当たりのいいところは、まもなく満開です。
すでに満開のヤマザクラには、ハチさんがお食事に来てました。↓
春ですねえ