歩き遍路番外編「藤田賀子の小豆島歩き遍路」その13恵門の滝到着&参拝 | へんろ歌手の日々の歩みと音楽

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日々の活動記録と遍路文化紹介の記事を中心に

前回のお話はこちらです。

 

※前回のこんな山道をのぼりつくして

1330メートルいくと恵門の滝・・・

・・・の入口でした(笑)

 

ここからまだまだ階段があるんですよね。

で、小休止していたら雪が舞いました。

すごくないですか?!

春の雪ですよ。

そりゃさむいわけです、山ですもんね。

山のトイレは水が出なかった。

紙を使う時は捨てられるか流せるか

確認が必要です。

都会の方は案外知らないですが、

紙を捨てるゴミ箱があるトイレって

いまでもわりとあるのです。

 

それはさておき、山道登ったら

滝とお堂~なんて想像していた自分があまかったです。

これでもかー!の階段登ります。

案外とごつくて

これでもかー!がつづきます。

で、登り続けていくと

先に入口が・・・

ようやく門かな~とおもうと。

いやいや、まだまだ序章門ですよね~的な

続きがあっておもわず笑いがこみあげる。

あまくないなーと。

で、ようやく到着となるわけです。

やっときた、ついにきた!

という気持ちが増してきます。

で、みえます?

・・・(^^;)

まだ階段あるんです。

で、さらに進んだ先は・・・

こうなります。

鎖登りです・・・

出た出た、このパターン、です。

ようやくたどり着いたお堂です。

※ご了承いただき一部だけ写真とらせてもらいました。

足の神さまがいたのでお祈りしました。

ここまでこれたら、お前さん大丈夫だべ?

と言われている気がしないでもない。

 

洞窟の中で護摩行をみれました。

パチパチと燃える炎

印象的でした。

暗い中で般若心経していると

なんだか不思議な気持ちになります。

 

ここまで来れた記念にお守りを買う。

 

春なのにストーブでしばしあたたまりました。

そとにでたら、、、さむーい!

早く歩いてあたたかくならねばー!!

 

帰りの階段のくだりの方が

のぼりよりしんどいと身にしみます。

で、皆さんはやいんですよ(笑)

いやーおいてかないでー。

気にかけて振り返りつつ

見える距離にいてくださる先輩の背中です。

おやさしい。。。

はい、さきほどの入口にもどりました。

ここまでくるだけで気持ちは1日分

がんばったような・・・(^^;)

足の岩場がぐらぐらするので

帰りは舗装路側をおりてみました。

あ、そういえば、おりてゆくと

海もむこうにみえるわけです。

あっというまに里におりてこれた

気がします。

急坂なので雨でなくて本当によかった。

時刻はそろそろお昼時で

下におりたらお昼だそうです。

下に降りるときは、同じく

獣対策の網はちゃんとしめましょう。

 

そして、ひたすらにおりてゆきます。

ほそいみちのりです。

汗が冷えたりであたたかいもの

のみたいな~とおもいましたが

この時期なので自販機は冷たいオンリーでした。

昼は公民館の前でとる予定。

今回はそこでお弁当をうけとらせていただく

というありがたいはからいもあり

昼食もちゃんととれています。

小豆島遍路の場合は食料の常備は必要です。

お店が随所にとはゆかないので

お遍路に行かれる方は宿でお弁当をたのむのも

おススメかなとおもいます。

公民館の入口(中はかぎがかかっているので)

入口のベンチでご飯をたべて、トイレ休憩。

すわっていると冷えるのでふたたび

雨具を防寒着にきて食事。

寒暖差に備える必要があるのに

つい朝あたたかいとわすれます。

 

つぎは、吉田庵へのみちのりです。

山越え、ダム越え、豆坂~だそうです。

 

そんな3日目がいちばんアドベンチャー感が

むちゃくちゃありました。

 

いつもちまちまつづっている

遍路日記を読んでくださりありがとうございます。

つづきます。