2024年7月9日 乾燥気味のサトイモに土寄せ代わりの落ち葉堆肥  | 自然農でここまでできる!だからみんなもやってみて!

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2021年1月から無農薬、無動物性肥料で野菜作り。
耕せば耕すほどカチカチになる土と夏場の草の勢いに負け、「耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫を敵としない」川口由一さんの自然農を知りました。
日々の記録としてのブログです。

おはようございます。
 
今日も日の出から畑です。
 
畑到着は5時ころ。すでに明るい畑は気持ちの良い空気。
 
サトイモ
 
先日草マルチをたっぷりかけておいたサトイモたち。
よく見ると少し葉っぱが枯れているところがあります。
 
サトイモ
 
連日の猛暑で熱帯生まれで暑さに強いサトイモも水分不足になったようです。
この場所は畑の境で、畝間との高低差が高いところです。畝は50cmほどになるところもあります。
 
しかし幸いにもこの場所は全体的に傾斜している畑の一番下側にも当たります。
上側から水分が流れてくる場所でもあるので他の場所に比べれば水分好きなサトイモには適している場所なんじゃないかと思っています。
 
サトイモ
 
とはいえこの猛暑ですから、大盛りの草マルチに加え土寄せも兼ねて落ち葉堆肥を追加しておきました。
明日からは雨が続くということで、ようやく湿り気にありつけそうです。
 
この時期のサトイモは葉っぱや茎をどんどん大きくすることが最優先の仕事です。
葉っぱが大きいことで光合成も盛んに行えますので葉っぱの大きさに比例して多くの子芋ができるのです。
 
梅雨明け以降の7月末から子芋、孫芋を作るフェイズに入りますのでそれまでにいかに葉っぱを大きくしておくかが収穫量を左右するわけです。
ですから多くの人はまだ寒い3月にマルチを張って種芋を植え付け、より長い期間葉っぱを大きくするのですね。
 
気になったので昨年の降水量を調べてみました。
参考・引用しているのは気象庁|過去の気象データ検索 (jma.go.jp)です。
 
過去降水量
 
昨年2023年は年間通してみると6月にとんでもない量の雨が降ったんですね。
一昨年(2022年)と比べると全く違います。
 
過去降水量
 
2022年は7月にとんでもない量が降ってますね。そういえばこの年はサトイモが豊作でした。
 
7、8,9月とコンスタントに雨が降ってくれたようで、梅雨明け以降の子芋肥大期に最適の降雨量だったんですね。
この年のサトイモは水分豊富でネットリしてとても美味しかった記憶が思い起こされます。
 
ちなみに昨年2023年のサトイモは収穫量がとても少なかった年でした。しかも掘りたての時点で少し乾燥している感じ。
 
乾燥気味で収穫したサトイモについては自然農の川口由一さんも著書で、ねっとり感は少ないものの香ばしさがあるとても美味なサトイモ、的なことを書かれており私も乾燥気味のを食べてみましたがその通りでしたよ。(川口さんの影響もかなりある?)
 
川口さんが仰りたかったのは、その場所その場所で育った野菜は独自の味があるのでそれが良い、わざわざ機械や人のエネルギーを使って画一的に決まった栽培方法に合わせる心配はないということなのかなと思います。
川口さんの仰る大安心の世界ですね。心配するなと。
 
振り返れば私も心配ばかりが先立ち、ああでもないこうでもないと色々やってはみる過程において大切なものを大切にできないことが多いなあと。。
川口さんの仰る”大安心の世界”に惹かれるのは、私の魂が安心を求めているからなのかもしれません。
 
不安を手放したいがそれも怖い。。サトイモの記事を書いてそんな気持ちになった朝です(;'∀')
 
さてさて、今年(2024年)のサトイモはどうなるのでしょうか。
ほんと毎年のことながら気候が安定しない年が続いてまね。野菜作りはお天道様任せです。
 
【収穫】
 
野菜

 

だいぶ色々採りました。

 

ニンジン、大根はそろそろトウ立ちが始まりますので毎日収穫し、毎日消費しています。
ニンジンは春まき五寸、大根は時無しダイコンです。
 
キャベツはだいぶ小ぶりですね(笑)
でも芯が詰まってて千切りにするととても綺麗に見えます。そして美味です。
 
自然ばえのゴボウも採ってみました。雨が降ってないので収穫に一苦労。このあと牛肉と煮てみますよ。