前回の続きで、いよいよ本格的に日高本線の不通区間の最大要因を見て行くことにします。
なんたってこうですからね。
高潮で路盤が崩れ、台風でとどめを刺された…といったところでしょうか。
線路がグニャリと曲がっています。
前回の最後に掲示した写真は、以下のものでした。
大狩部駅は、これらの路盤流出現場の中間地点、国道の下を通って海側に出たところにあります。
線路の錆びも目立ちますが、枕木も同じ色してますね。
この駅から、苫小牧方向に歩いていくと、冒頭の写真の光景となるわけです。
駅から程近い場所で、ホームからも観察が可能です。
こうしてみると、護岸用の木柵があるところは線路も守られていますが、そこを一歩出た途端に路盤が流出しています。
路盤の海側が流出著しいですね。
護岸工事もしなければ、とても復旧は望めない感じです。
同じ現場から大狩部駅方向を望むとこんな感じ。
いやはや…自然の脅威をひしひしと感じます。