JR日高本線の今(1) | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

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北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

ゴールデンウィークも残すところあと2日、気分的にはそろそろ週明けの仕事にブルー感が漂ってきております。
まあ「合法的に」こんなに休んだのは、2年ぶりでしたかね・・・2016年末から2017年頭以来の二けた連休でありました。

さて、そんなゴールデンウィークの家族運用から外れた5/2はJR日高本線沿線を巡ってきました。
ご当地入場券を一気につぶすのと、長期休止になってからの現状を見たかったからです。
日高線の今01

ご当地入場券の案内を見ますと、様似駅での取扱いは12時45分から13時45分が休止時間で、窓口営業時間が16時30分までとなっていましたので、札幌を出て、一路高速道路で日高路へ。
途中で活動しながら進むと、意外に時間が足りなくなるおそれがありますので、まずは様似を目指すことにしました。
末端区間を先にやってしまえば、万一時間切れになっても、家から近いところで再開できますしね。

それにしても、日高自動車道は、振興局所在地の浦河町までのほぼ半分に当たる60kmが供用済みとなっておりました。
前回来訪時やだいぶん以前に車で来訪した時と条件がまるで違っていて、苫小牧から延々国道をやってきたのとは雲泥の差です。
また、残る区間も現在工事が進められており、高速を下りると程なく新冠町の大狩部、JR日高本線の最大の不通要因である区間が見えてきました。
そのレポートは後日に譲るとしまして、正直これが全通しますと、日高本線の弱小規格の細道では太刀打ちできないというのが実感であります。
それは、あたかも留萌本線の横を破壊的に真っすぐ通していた留萌道のような感じでした。

さて、札幌を出て3時間少々、何とか様似駅に到着しました。
駅前では12時45分静内行の列車代行バスが発車を待っています。
ここで、窓口の業務時間が12時45分までであった理由に得心しました…このバスの発車を待って、お昼休みに入るのですね。
日高線の今02

頑張ってノンストップできたおかげで、お目当てのご当地入場券を無事購入し、構内を観察します。
以前一日散歩きっぷで来訪したときも同じようなことをやっていますが、異なるのは、ほぼ永久に列車が来ないだろう…という点でしょうね。
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もともと、この駅には襟裳岬や十勝管内広尾に至るJR北海道バスの路線がありますから、鉄道がなくなってもJRの息遣いと言いますか、鉄路としてはオフラインになっても、当面はJR北海道と名の付くものは残る…ような気はします。
道南バスとか十勝バスに路線移譲しなければ、の条件付きでしょうけど…。

次の西様似からは項を改めて紹介したいと思います。

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