陰ヨガリトリートでは、最後の三日間、ゲスト講師のWong Kee Yew氏を招いて「Holistic Prevention of Cancer」(ガンのホリスティック=自然治癒力を重視した 予防法)についての講義がありました。Wong Kee Yew氏はシンガポールの国立がん研究所やゲノム(遺伝情報)研究所などの研究者を経て、現在はマレーシアでVeg Schoolを運営されています。最先端の西洋医学と古来から続く中医学の両方に幅広い知識を持つ、まれな存在で、Victor先生も非常に尊敬されています。

 

3時間×3日=9時間の講義(!)だったので、全部を記事にまとめることは難しいのですが、印象に残ったお話を一部ご紹介します。

 

 

がんは遺伝が主な原因と思われていますが、 Kee Yewさんによると遺伝子影響によるがんは18%だけ。

つまり、普段のライフスタイルによって、がん細胞が生じる場合のほうが多い、ということです。

普段、人間の身体は様々なレイヤーでの免疫が働いて、がん細胞を殺していますが、免疫力が落ちている時、

また、免疫で止められないほど、がん細胞が増殖すると、がんになります。

 

どういう状況でそうなるか、というと以下のような原因が挙げられるそうです。

・体温が低い

・食べ過ぎ=カロリーオーバーの食事

・有害物質の摂取(農薬、遺伝子組み換え作物、保存料等の食品添加物、環境ホルモン等)

・運動のし過ぎ

・睡眠不足

・ストレス過多

 

食事に関していうと、近年「糖質制限食(炭水化物を減らし、タンパク質、脂肪を中心とした食事)」ががんに効果的、と一部で言われていますが、 Kee Yewさんはそれは否定していました。もちろん、精製された砂糖や精製穀物は良くないのですが、タンパク質や脂肪の取りすぎは身体に炎症を起こし、がんのもとになる、ということでした。特に動物性のタンパク質、脂肪の取りすぎに注意したほうが良いそうです。

また、ローフード(果物や野菜を火を通さず食べる)が健康的と思われていますが、ローフードの食事だけでは、身体を冷やし、体温を下げるのでよくないそうです。

揚げ物などの加熱しすぎの食事も良くないですが、ローフードだけの食事も身体に良くないのです。数年前の私も果物をいっぱい食べて、身体が冷えて、むくんでいましたタラー 身体に良いと思われるものも、正しい知識がないと逆効果になってしまいますね。

 

Kee Yewさんは「がんは一つの原因ではなく、複合的な要因で起きる。まず、ライフスタイルを変えることが大事。ライフスタイルを変えずに薬で治そうとしても、根本解決にはつながらない。都会での忙しい生活はがんを生じさせやすい。私ががんになった友人にアドバイスするとしたら、『仕事をやめなさい。田舎に引っ越しなさい』ということ」とおっしゃっていました。

 

Wong Kee Yewさんはこの4月にマニラに来られて、ベジタリアン栄養学の講座を開かれます。

私も参加して、より健康的な食事について、学んで来ようと思います。

 

 

Kee Yewさんの講座のあと、4月20日からはフィリピン・タガイタイでVictor先生のリトリートも開催されます。

もちろん、こちらも参加するつもりですニコニコ

 

 

4月にフィリピンで、Victor先生、Wong Kee Yewさんにお会いできるのが楽しみです音符