けいばのがっこう part.3 | ぼく、いい末脚を持っています!!

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~絶対に負ける馬券がここにある~

第3回

「全解説頻出馬単語問題~初級」


競馬予想する際に重要なのが競馬新聞です。今回は予想する際に、「何やこの言葉は?」と首をひねったり、実は正確な意味を知らないという人のために、詳しく解説していきます。(参考:週刊競馬ブック)

※競馬初心者ではなく、あくまでも初級者向けです。


<馬編>

セン馬

去勢された牡馬のこと。去勢の効果、目的としては、気の悪さの解消のほか、筋肉を柔らかくするなど、多目的で去勢が行われます。しかしセン馬は、朝日杯FS、皐月賞、NHKマイルC、ダービー、菊花賞には出走できません。



馬体重

馬の体重のことです。現在中央競馬では2キロ単位で量られていますが、公営競馬では1キロ単位で量られています。仕上がり具合を見る上でひとつの目安になるので気にする人も多いですが、極端な増減がなければ気にする必要はあまりありません。


馬名
競走馬の名前のことです。しかし次のような場合は認められません。

(1) 有名な馬の名称・馬名と同じである馬名、またはこれらと紛らわしい馬名

(2) 父母の名称・馬名と同じである馬名、またはこれらと紛らわしい馬名

(3) すでに登録を受けている馬名、登録を抹消された翌年の1月1日から4年を経過しない馬名と同じ馬名、またはこれらと紛らわしい馬名

(4) 明らかに営利のための宣伝広告を目的として、会社名、商品名などと同じである名称を付したと認められ、かつ競走馬の馬名としてふさわしくない馬名

(5) 1字の馬名もしくは10字以上の馬名


<レース編>

クラシック

明け3歳馬によって争われる五大レースのことで、桜花賞、皐月賞、オークス(優駿牝馬)、ダービー(東京優駿)、菊花賞を指します。この五大レースはいずれも英国の1000ギニー、2000ギニー、オークス、ダービー、セントレジャーの五つの大レースにならって創設されたレースです。




権利取り
目標のレースに出走するための権利を取ること。クラシックレースなどでは出走を予定する馬が多いので、収得賞金の少ない馬はトライアルレース(上位2~3頭が優先出走権)に出走して権利を取りに行きます。またハンデ戦に出走するには一定期間に何回か出走しないと登録できないため、目標のハンデ戦を使うために出走することも権利取りといいます。


失格

着順を取り消されることです。その理由としては次のように挙げられます。

(1)競走能力に及ぼす薬品、薬剤の使用

(2)正当な理由なく馬の全能力を発揮させない時

(3)不正の目的をもって前検量で計量した負担重量を負担せず騎乗した時

(4)他馬の進路を妨害して落馬中止させた時

(5)他馬の競走を妨害した時

(6)落馬、逸走した時その地点に戻らず競走した時

(7)3000メートル以下で5分、3000メートルを超える競走で7分以上かかった時


<新聞編>



人気のない馬が馬券に絡んで好配当になったとき、“穴が出た”といいます。この穴を出した馬を穴馬といいますが、人気馬を負かす可能性のある馬のことも穴馬といっています。また人気馬以外の馬で予想以上に人気(馬券が売れている)になっている馬を穴人気になるといいます。ただ、こういった穴人気の馬は実力以上の評価をされていることが多く、穴狙いの私は、穴人気になるような馬はあまり狙いません。


単穴
予想評価の一つで▲印で表されるもの。単勝の穴馬という意味なので、本来は勝つ力を持っていますが、条件(ペース、展開)がそろわないと惨敗もありえる、といった馬につけられるべき印です。しかし、実際には本命、対抗に次ぐ3番手という感覚でつけられることが多く、▲印と単穴という意味が一致しないこともあり、上位を争う1頭と見る方がいいのかもしれません。

減量騎手
免許の通算取得期間が3年未満で、100勝以下の騎手に一般レースにおいて、負担重量を減量する特典が与えられています。勝ち数が30勝以下は3キロ減、50勝以下は2キロ減、100勝以下は1キロ減の負担重量で騎乗できます。騎手欄にある▲は3キロ減を、△は2キロ減、☆は1キロ減を表しています。

上がり
通常、ゴールまでの3ハロン(600メートル)のことを示します。この3ハロンに要したタイムを上がりタイムと言っています。「上がり38」といえば上がりの3ハロンが38秒ということになります。競馬場の着順掲示板の下に出ている数字が、そのレースで要した上がりタイムです。上がりタイムの速い遅いでそのレースの性格がわかるほどで、予想する上で、重要なデータの一つです。

変わり身
休養明けやレース間隔を開けたあと1度レースに使ったことによって、状態がハッキリ良くなり、次のレースで好走した時「変わり身を見せた」といいます。1度レースを使うことによって、レース勘を取り戻し、2戦目で実力を発揮するという例はよくあることですが、休養明け2戦目というだけで変わり身が期待されることも多いようです。



着差
先にゴールに到達した馬の鼻先から次の馬の鼻先までの間隔を着差といいます。競馬の着差の表し方は、ハナ、アタマ、クビ、以下馬身で表し、1/23/4というように表示され、10馬身以上の差は大差とされます。0.2秒で1馬身、1秒で6馬身とされています。

持ち時計
ある馬が一定の距離でマークした最高タイムのことです。その馬のその距離における最高能力と見られますが、そのタイムを出したときの馬場状態やコースなど色々異なるので、持ち時計が即その馬の能力という見方はできません。ただ、キャリアを積んだ古馬の場合には能力を探るうえでひとつの目安になるのも確かです。


連闘
現在中央競馬では中4日開けないと出走できないことになっており、2週続けて出走させることを連闘といっています。連闘で出走するときはそれなりの理由があるわけで、馬券作戦の上ではマークしたい存在です。連闘の前のレースで力を余して負けていたり、まだ太目で出走していたりした時は狙い目になります。