謎の地下空間の週末 | あなたの知らない韓国 ー歴史、文化、旅ー

あなたの知らない韓国 ー歴史、文化、旅ー

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歴史、文化、韓国語、日本語

 
 
  皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
 
 日本はコロナウイルスのおかげで非常事態宣言が出ていますが、これが根本的な解決になると思えません。現状では国民にとって経済面や精神面での打撃が大きいだけで展望のない「やってる感」だけのものに見えて仕方がありません。
 
 でも希望を失わず、コロナ収束後を見据えて踏ん張る時だと思います。
 
 今回は、以前にソウル地下鉄車両内で見たソウル市民のための空間서울시민청 に関する掲示を見たいと思います。
 
  서울시민청 と言うとソウル市民庁かと思う方もおられるかも知れませんね。ハングルで書くと同音になりますが、청は庁ではなく、の字で、市民の願いを聴くという意味でソウル市民聴なのだそうです。なかなか素敵な名前ですね。
 
 ソウル市庁の地下一階にある市民のための開かれた空間なのです。ではどういう内容の掲示か見たいと思います。
 
 
 
 
 
토요일은 청이좋아
서울시청 지하1층 시민청 
매달 마지막 토요일
시민 누구나 무료
 
(訳)
土曜日は聴がいい
ソウル市庁地下1階市民聴
毎月最終土曜日
市民誰でも無料
 
 
 
 
 ソウル市民聴はいつでも市民が無料で利用できる開かれた空間なのですが、毎月最終土曜日は特別なようです。



 
 市民の文化向上のため、毎月最終土曜日は文化イベントやコンサートを開催し、無料で参加できるのだそうです。
 
 最終土曜日のイベントには行ったことがありませんが、同じフロアのソウル書房や朝鮮時代の遺構の展示施設には行ったことがあります。コロナが収束したらまた訪問したいと思います。
 


 
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