結局お世話になる | 難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

2012年、線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群を発症、それよりも前にデパス&ソラナックス&ロヒプノールを服用していた。病気発症に心当たりがないためこれら症状はベンゾ薬害だと私は断定。2019年、旦那と死別






今日は睡眠不足気味でもあったので薬剤師さんが薬を届けてくださったあとに昼寝をした。

因みに薬剤師さんだけが来訪の予定が未定だったので訪問診療の翌日のお昼までには来てくださるようにと調整してくれる事に。

今まで午前中の来訪は出来るだけ避けてきたがどうにか睡眠コントロールは出来そうなので、でも万が一を考えて午前中の遅い時間帯にという事にした。

薬を受け取り整理してお薬シートに入れて…あとは洗濯物を取り込んで畳んで…これらの何でもない家事をゆっくりゆっくりこなした。

左半身が痛くなっていたので右も左も庇いながらの作業だった。

右半身、マシになったのは痛みだけで麻痺したような力が上手く入らないような脱力したような感じはまだまだ残っていた。

やっとある程度の家事は終わったかなと昼寝をする事にした。時間は午後3時を回っていて少し早いけど夕方の薬を服用して。

この時点で痛みはまぁ我慢出来るかな程度だった。寝たらもう少しマシになるだろう、そんな期待を込めて寝たのに…。

2時間ほどグッスリ熟睡出来た。起きて部屋着に着替えながら時間を確認して使ったタオルケットを畳んで…としてる傍から急激に痛みが酷くなってしまった。

あぁ!まずい!寝起きとともに痛みも起きた!

このパターンは一気に激痛になる事が多く慌ててレスキューするなんていうのが当たり前だった。

今日もご多分に漏れずそうなって、アワアワしたながらモルヒネを流し込んだ。痛みで手が震えてた。

流し込んだからといって直ぐに痛みが治まる訳でもないからそのまま大人しく我慢してるしかなくなる。

猫背矯正のチューブだけでもしておこうとやったらチューブが当たる皮膚が痛くてダメだった。

これまた因みに猫背矯正チューブをしだしてから背中にナイフがグサリと刺さるような超絶激痛にならずに済んでいるような…。

その代わりか肩凝りがむちゃくちゃ酷くなった。特に右肩。もともとは酷い肩凝り持ちだったが身体の痛みが勝るためあまり気にならずに過ごせていたのだけど…。

ただ大人しく我慢するのも時間が勿体ないから肩こり用の指圧するタイプのやつ、百均で買ったのだけどそれで肩をグイグイと、これでもか!と指圧していた。

指圧しながら思う。

朝から何枚、何十枚と貴重なモーラステープを使ったのに、結局はこうしてモルヒネ頼みになってしまった。

モルヒネの効き目は今回はかなり良くて今は何とか動ける。効かない時はホントに効かないからねぇ…。

昼間、薬剤師さんと話してた。西洋医学的にはなんの問題もない健康優良児なのに何故か激痛になってしまう身体。

いったいなんなんだろねぇ…と。

薬剤師さんが手にしていた薬袋の中身はモルヒネを筆頭に鎮痛剤ばかりだ。

これだけの鎮痛剤を服用してもコントロール出来ないなんて…と薬剤師さん、言葉に詰まっていた。

私も思うよ。こんなにも健康体なのに鎮痛剤まみれになる私って、いったいなんなんだろう?

激痛により心身が不安定になり仕方なく向精神薬の類いも服用しなきゃならないって…。

薬剤師さんは言った。向精神薬は出来たら少ない量で済ませたいからねぇと…。私も一番服用したくない薬だわ。

けれどそれがないともっと苦しむ事になる。痛みでのたうち回るしかない人生になってしまう。

まさに生きる屍だ。

そんなの嫌だよ…。平均寿命の折り返し地点を過ぎたばかり。まだこれから何でもやれる年齢なのに…。

痛みで殆ど何処にも行けなくてシャワーもまともに浴びられない生活。およそ人間らしくない生活…。

痛みが落ち着いてる今、何が口にしよう。せめてそれだけでも人間らしく…。