フェリペ・マッサ、ハンガリーGP予選中に大事故
25日の頭蓋(ずがい)骨損傷の手術を終え、マッサが今後48時間にわたり人工的に昏睡状態を維持されると病院が発表する中、調査開始は発表された。
マッサが治療を受けるブダペストのAEK病院の医師は、26日朝のスキャンの結果には安心させられたと話している。
同病院のペーター・バジョ院長は「CTスキャンの結果は安心できる内容のもので、今回のような怪我の後では予想されるような結果だった。我々は容態を確認し、家族に話ができるかどうかを確かめるために彼を一時的に起こした」と語っている。
またバジョ院長は、マッサは依然として危険な状態にあるが安定していると明かし、「彼は生命にかかわる状態にある。彼は急性期にあり、次に何が起こるかは我々には分からない」と語っている。
バジョ院長は「彼は現在再び鎮静状態下にある。今後48時間はその状態が維持されるだろう。今回のような手術の後は、患者を48時間眠らせておくことが最も安全だからだ。鎮静状態は程度の軽い外傷も治してくれる。時々は一時的に起こすつもりだが、現時点では治療介入の予定はない」としている。
同事故でマッサは、予選を走行中にブラウンGPのルーベンス・バリチェロのマシンから破損したバネが頭部を直撃し、頭蓋骨と目を損傷して脳震とうを起こした。マシンの破片は時速約275キロでヘルメットの左目の上を直撃したが、炭素繊維が素材のヘルメットがほとんどの衝撃を吸収したことにより、マッサは一命を取りとめたものと見られている。
マッサと同じサンパウロ(Sao Paulo)出身で親友でもあるバリチェロは、25日夜に病院のマッサの下を訪れており、マッサの父、母、妊娠中の夫人もブラジルからハンガリーに向け発っている。
彼のドライバー生命も心配になる