こんにちは。

いまだに、月に1〜2度くらいのペースで夢に現れる人がいます。
三年前に亡くなられた、演出家の蜷川幸雄さんです。

舞台の上で僕は、演出家にギリギリゴリゴリ…ぐうの音も出ないくらい叩きのめされ追い込まれ、真っ白に尽き果てた瞬間に、本番の幕が開く…
という、なかなかの悪夢です。ほぼ、毎回。

今朝、やはり汗だくになりその夢から抜け出たのは、夜明け前でした。

うーん、なんだかんだ言って、このトラウマ(良いイミですけどね)は、死ぬまで続くのか。。。苦笑
ちなみに、演出家・蜷川幸雄というのは、自分にとってのお師匠さんみたいな存在です。俳優として。

以前は、こういう場で彼について語るのは控えようかなと、自称弟子として硬く考えていたのですが、まあそこまで頑なにならなくてもいーかな、と最近。
だってどーせ夢に出てきちゃうし、これからも長い付き合いになりそうだし。


舞台『オイディプス王』アテネ公演(2004)より