そしていよいよ発売となりましたBRANDROIDの1st mini Album『BCatalog』

もう皆さん聞いていただけましたか?
まだGETしていない人はBRANDROIDのライブに来て買って下さいね♪
どうしても買える機会の無い方の為にも、ゆくゆく全国的にお買い求めいただけるよう手配してますので、そちらは少々お待ちを☆

さて、そんな新作BCatalogですが。
恒例(?)の、セルフレビューを。

自己満足みたいなもんですが、興味ある方はしばしお付き合いを。


1曲目「ランバン」

これは初期からやっているライブの定番曲ですね。
一度特典音源として配布させてもったことがあるんですが、今回はその再録。

CDでもライブでも1曲目に相応しい華やかさと勢いのある曲。かな。

ギターは基本的にライブでのアレンジをベースに、あまり余計な事はせずパンキッシュさを大切にしております。
イントロのリフは何度も弾き込みバックのグルーヴとフレーズを体に叩き込んでから録りました。
単純なフレーズだけど、キッチリ録るとなるとなかなか難しかったりもします。

ギターソロは元々アドリブで弾いてたものだけどレコーディング用にちょっと細かいフレーズまとめてみたり。
ラストのタッピングはスキッピングのタッピングで、まぁ元ネタはヌーノなんだけど。その瞬間まさに気分はGET THE FUNK OUT(笑)。
まぁそんなのも含め勢い重視でパパッと録りました。

んで、中間部。
これはCDならではの、今回の為に追加したアレンジ。
ギターツインのリードで、なんだか哀愁漂うような、そんな雰囲気にしております。
実は結構色んな音が入ってるんだけど、まぁあんま聞こえないよね(笑)
LRでワーミーがピョワーンとしてたり、3声のコーラスワークだったり、意外に手の込んだ部分。
音はあえてなるべくチープな音作りを意識しました。

今後もライブでは定番としてやっていくと思うのでしっかり聞き込んでおいて下さいね♪



2曲目「アーバンリサーチ~君のいない街で~」

もうだいぶライブでもやっているので体にも馴染んできた曲です。
イントロのフレーズはライブでの動きも意識してループフレーズにしました。
Gooさん加入して最初に5人編成でのアレンジを考えていった曲で、Gooさんのフレーズにも触発されてAメロなんかは王道な感じでロックギターなアレンジにしてます。
気分はCIPHERさん。ロックと言えばこれでしょって僕が勝手に思ってるようなフレーズです(笑)。

Aメロ前半は結構テンションも入ったコードアレンジで、一筋縄じゃいかない感じが出せたかな。
ライブでは手の開き方がしんどくなりますが。それをさらりと弾いてるように見せるのがミソですね。
本当は歯食いしばりながら弾きたい(笑)。

サビはライブでコーラスもしてるので小ざかしい事はせず勢いのあるプレイを心がけております。

ギターソロは最初はもっとペンタトニックバリバリのロケンローなソロにしようと思ってたんだけど、
なんだか変な欲が出てきたのでこんな感じに。まぁライブでは今後全然違うの弾くかもだけど。

あとは全編通して効果音的にリングモジュレーターで遊んでます。
ギョワーンって聞こえるのがそれね。聞き取りづらいかもですが。
わかりやすいのは最後のピュイーンって音がそれ。

今回も全曲コーラスアレンジも担当してるのですがコーラスラインも結構気に入ってるのです。



3曲目「ユナイテッドアローズ」

言わずもがなBRANDROIDのライブの超定番曲ですね。
一枚目のDEMO CD「DEMOROID」に入ってる曲の再録ですが、Gooさんの加入もあって
ギターははっきりとLRに振っているのでスッキリ聞きやすい印象になっているかと。
この曲に限らず今回のギターはLチャンネルがyo-heyパートでRチャンネルがGooパートになってます。

アレンジ自体に大まかな変化はないけど、ライブで洗練されてる分前の音源より“らしい”仕上がりになってる気がします。

ギターソロもかっちりってよりは感情込めて弾いてるのでよへ節2割り増しみたいな(笑)。

落ちサビ部分はライブアレンジでやっているのをそのまま。
実はこれけっこうリズムのとり方が難しい。
油断するとどんどん遅くなっちゃうので一番練習したのがコレかな(笑)。

BRANDROIDの代名詞的な曲なのでたっぷり聞き込んで下さいね☆



4曲目「フェンディ~風になりたい~」

バンドアレンジをまとめるまでに色々試行錯誤したのがこの曲。
イントロは何がメインかわからないようにしてます。ライブでなるべく自由に弾きたいなと思って。
Gooさんのアルペジオがあれば何やっても良いかなって思って思いつくままに3パートくらい入れました。

あとは得意の(?)付点8分のディレイフレーズだったり、ロックンロール定番みたいなフレーズだったり、ギターソロは伸びやかに風を意識しつつ開放からめたお得意のフレーズだったり、個人的に随所によへ節をちりばめているという感じですかね。

特になにも考えずに自由なプレイをしてる1曲です。構成とか練るのに時間かかったけどギターアレンジはかなりさらっとすんなり決まっていきました。

最後に風の音とオルゴールの音が入ってるんですが、
オルゴールのフレーズ構築なんて今までした事なかったからなんか適当に作ったんだけど、まぁなんかきれいにまとまったから良しとしました(笑)。
未だにオルゴールアレンジの正解がわからない。。。
微妙に発音のタイミングずらしたりとか、ちょっとワルツっぽいラインにしたりとかなかなか試行錯誤したのですが、色々ギターとか録り終わったあとに最後の余力で作ったのがこのオルゴール。
だから聞くとなんか「あー、レコーディングもこれで終わりや。。。」感が蘇ります(笑)。


5曲目「アンタイトル」

今作のバラード曲。
レコーディングギリギリまで全体像がなかなか見えなかったんだけど、イントロのピアノフレーズを考えついてからは結構すんなりとまとまっていきました。

ギターはライブで同期演奏も前提だったので結構入れてます。
基本的にはアルペジオで全編通して弾いてるのでレコーディングはなかなか大変でした。
一音一音丁寧に愛情たっぷり真心込めて弾いてます。

ギターソロはなんか懐かしい歌謡曲みたいなソロをちょっと意識しつつ、BRANDROID流にまとめてみました。
これも本当はもっとブルージーに弾こうかなとも思ったんだけど、なんかちょっと芋臭くなりそうだったのでやめました(笑)。

2AのアレンジだけなんかまとまんないなーとおもってたらGooさんがちょうどいいところに来てくれてツインギターって素敵やんって思ったり(笑)。

ピアノのフレーズは僕が考えたものをいつもプログラミングしてくれてる五十嵐さんにしっかり作ってもらったんだけど、僕のフレーズをかなり忠実に再現してくれてホントなんかすみませんって感じ(笑)。

歌詞も、細かい表現をRe:iさんと一緒に僕んちで何時間もかけて考えたりして、とても思い入れのある曲になりました。
歌録りの時、最後の「大好きなあなたへ」を聞いた時には泣きそうになってしまいました。


今回のレコーディングではアーバンリサーチ以外全部アコギも入れてて、サウンドに深みも出てるかなと思います。
アレンジも含めなかなかに大変なレコーディングでしたが満足いく仕上がりになっています!

そしてレコーディング終了後ジャケットデザインに取りかかったのですが、
今回の作品は「BCatalog」というアプリを皆に楽しんでもらおうと、そういう気持ちでデザインを進めていきました。

慣れないイラストレーターもGoogle検索であれやこれやと使い方を学び、ちょっと遊び心も入れつつ、最終的にデザイン面でも大満足な仕上がりになりましたよ。
流通に関わる手続きとかも、自分でやったのは初めてで、プレス会社の方にはご迷惑おかけしたりもしましたが、9月くらいを目処に流通販売も開始する予定です、あとiTunesの配信とかでも買えるようになりますので、そちらはちょいとお待ち下さいね。

というわけで、長ったらしくなりましたが、愛情たっぷり真心満載の1st mini Album『BCatalog』を今後ともよろしくお願いします。