とうとう引退ブログを書くような時期になってしまったのかとなんだか寂しい気持ちで、ここまでの同期のブログを見ていました。
4年の春名です。
書くにあたって過去のブログを見返していると、2021年に自分が書いた懐かしいブログを見つけました。
↓(別に読まなくていいです)
2節抜粋します。
「僕は今水泳がめちゃくちゃ楽しいです。
多くのひとはやってきたスポーツを高校卒業とともに辞めていくなかで、大学でも水泳部に入って水泳を続けてきて本当によかった。」
関カレ終わりの3年の夏に自分が率直に思ったことです。よく覚えています。
コロナ禍がようやく緩和して、やっとみんなで練習できて、失いかけてたモチベーションも取り戻して。
関カレではタイムは遅かったけど(結局このタイムがそのままベストだけど)200brで8位に入れて、9月の東部で短水路の100br200brでめちゃめちゃベストが出て、満足のできるシーズンだったと思います。
入ってきた時はまだ負けないかなと思っていたハマもめきめきと速くなっていって、このあたりからいいライバル関係でいられたのも大きいです。ありがとうね!
「そしてこれからの大学水泳生活は、自分のことを支えてくれた部活のメンバーを含む「国大水泳部」に貢献することを一番の目的にしようと思うきっかけを与えてくれました。
なので僕は4年の最後まで部活を続けようと思っています。」
こんなこと書いてましたね。
どうだったんだろう。
3年の夏シーズンが良すぎて、今の自分なら行けるかもしれない!と思って4年の最後まで続けると書いたんだと思います。
でもそんなうまくはいかないんですよね。
4年の関カレ前には左肩を壊して、泳ぐのすらままならなくなっていました。
整骨院行ったり鍼灸院行ったり、安定してきたbrのフォームをかなりいじってどうにかこうにか付け焼き刃で関カレに出ることに。
1brは決勝ラインまであと0.1秒
2brは150までベストラップなのにラスト50…
ラストシーズンの一番大きい試合に合わせられない自分が本当に情けなくて、レース後はしばらく下でうなだれていました。もうやめてもいいかな、って心の中では思っていたり。
正直、得点など目に見える形で国大に貢献できるのはこれで最後でした。
思い返すとこの「「国大水泳部」に貢献する」という目的は全然達成できなかったなぁと思います。
結果を出すことが全てではない、といってくれる人もいると思いますが、やっぱり選手として自分の泳ぎで貢献したい思いが強くありました。
実際にこの夏シーズン前の3月には渉矢さんと同じ組で泳いだ50brで0秒中盤がでていたので、「29秒台を目標として、これからの部活も続けます。」と夏シーズン最後の関甲信の終礼で話したはずです。
でも心のどこかで燃え尽きていたんだと思います。
偶然にも早めに就活を終わらせられて、4年生のラストの夏シーズンはかなり納得できるまで打ち込むことができました。そこに後悔はありません。
だからこそ、「貢献」に固執していたんだと思います。
その貢献をする場がなくなった以上、自分のベストタイムを更新するということに対して、意欲的になれない自分がいました。
結果、たいした練習もしないまま31秒台を連発して選手生活の幕を閉じることになりました。
ただ、振り返って思います。得点だけが貢献ではなかったなぁと。
勝手に貢献の区切りをつけて燃え尽きたと自分に言い聞かせて、ゼミや内定先の諸用にかまけていました。
「貢献する」という一見他人本位な目的にも関わらず、自分本位に解釈してしまっていました。
大学水泳の楽しみ方なんて十人十色で、これをしなきゃいけないなんてものはなく、4年生までやったから偉いということも、目的を達成できなかったからダメというわけでもないです。
ただ大学水泳をやっているということは目的があるわけで、その目的は状況に応じて可変だし(変わりすぎるのは良くないけど)、目的は複数の視点から解釈できるということを強く感じました。
どうか目的を大事にしながらそれに囚われすぎないようにね!
面白くないことをつらつらと書いてしまいました🙇♂️
ただ、本心。他の人みたいな引退ブログではないかもしれないけど、誰かが「春名こんなこと思ってたんだ」と思ってくれれば十分です。
最後にはなりますが、
国大水泳部・他大の水泳部の皆さん・OBOGなどの関係者の方々には感謝が止みません。
楽しい4年間でした!
↑愛すべき同期たち
十数年水泳を続けてきましたが、一旦ピリオドを打ちたいと思います。
社会人になっても東京にいます!いつでも声かけて!
ということで!
引退です!
国大水泳部が大好きです!
本当にありがとうございました!!!