久々、初日に公休があり
陰陽師0を鑑賞しました
闇が闇として残っていた平安時代
政策はなんと…、占いによって決められていた…の導入から始まります
陰陽師とは占いを行う者です
序盤には、陰陽師を育てる陰陽寮や
彼らが学ぶ陰陽道の描写があります
四柱推命を学んだ事がある方は
五行の描写が映像でわかりやすいと
感じるでしょうさ、今学んでいる方にも、内容が良いと思います
ストーリー・あらすじは今回は
公式を読めばわかるので割愛して…
陰陽師0、で印象に残ったのは
真実(主観)と事実(客観)の違いを
伝えようとしていた所でしょうか?
違いを認識していた安倍晴明も
事実を見る重要性を十分わかっていようと、窮地では、感情に基づいた判断
=主観に傾きそうになる
感覚があるから感じて、その感情を
考えに移入するのは、人間には自然な事なので、主観を捨てて、事実だけを見る事は難しいのですけど
見たいものだけをみて
聞きたいことだけを聞いて
悪い意味で、主観に傾く人の中で
真実(主観)と事実(客観)を切り替えられることが、陰陽師の資質なのでしょうね
終盤は、
マイナス事象が増幅される潜在意識下で奈落に引きずられそうな安倍晴明へ
「事実だけを見るんじゃなかったのか」と笛を吹き清明の意識を戻した相棒↓や
笛や琴の、演奏の記憶や音楽が、潜在意識と顕在意識の架け渡しとなった描写も、深かったと思います
「人は無意識下で繋がっている」という言葉はスピリチュアル界では馴染み深いものですが、映像で描いてみたら、こんな感じです。という仕上がりでした
※追記
邂逅(BUMP OF CHICKENの楽曲)が良く、何か涙を誘うエンディングでしたよ