1/14(金）公開作品
1/21（金）鑑賞 圧倒的女性が多い
公式より
ファッションブランド「GUCCI」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ
サラ・ゲイ・フォーデンの小説「ハウス・オブ・グッチ」を元に構成された作品
GUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオが、ミラノの街で銃殺された
犯行の黒幕はマウリツィオの妻、グッチ家の崩壊を招いたパトリツィア・レッジャーニ
懲役29年の判決を受けたパトリツィアは既に釈放され、現在73歳、ミラノの街中を肩に鳥を乗せ闊歩しています
最初に
公開から１週間、沢山の方のレビュー、この作品グッチレビューを読んで、皆様と違う視点を探しました
今回、かなり偏ったレビューです
心の拠り所
主人公パトリツィア（レディ･ガガ）と占い師（サルマ・ハエック）の共依存関係が描かれていました
パトリツィアが、悩みを打ち明け、占い師の助言に従い、巧みに操られていく様子
失脚した韓国の女性大統領や、男性歌手、女優など頭に浮かびました
タロットを含めた霊視で実際どの程度、彼女の心を操作したのでしょうか
２人の距離が近くなっていき、占い師が、パトリツィア（レディ･ガガ）のお金で、分不相応な待遇を受けている…それが想像出来るシーン（スパ）に私は嫌悪を抱きました
蜜月が長くなり、占い師が相場より高い報酬を持ち掛けるシーンがあります
やっと、パトリツィア（レディ･ガガ）はおかしいな？カモにされてる？と不信感が出たのか、ぼったくりを指摘しました
すると占い師は、すぐに値を下げ従いました、縁を切られて金銭的寄生が出来なくなるリスクを避けた、計算高さが見えました
暗殺までした背景に、この占い師が絡んでいたんですね。
結局
夫マウリツィオが、妻パトリツィアを一切受け付けなくなり、彼女はその理由がわからない
彼は気づきました、貴族的なグッチ一族の持つ品の良さと180度違う彼女の品。
ボロが出るんです、お金に汚い面…
高級な物を持っても、ふとした瞬間、ふとした発言、ふとした行動ににじみ出る
その雰囲気、においを随所に出した演技をしたレディ･ガガは、歌手以上に、すごい女優だと本当に思いました。
この作品は、もう一度観たい、ぜひともオススメの作品です。