クラウン(GRS182) AT変速不良 | ヤマグチモーターサービス

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県内よりお問合せご来店いただきました、平成18年式クラウン(GRS182)。

 

 

走行距離なんと490,000kmオーバー。

タクシーとかの事業用じゃないんです、自家用乗用です。

自乗の走行距離としてはうちに入庫頂いた中で最高かもしれません。

 

 

ご相談いただいた内容は、6速ATなのに4速までしか変速しない

お付き合いのあるディーラーさんに相談すると、AT載せ替えをすすめられた。

ATFの交換で直らないのか?との事でした。

 

ATF交換はより良い状態を保ち、故障リスクを減らす為のメンテナンスであり、修理では無い事。

現状で故障が発生している場合は、別途の修理が必要になる可能性が高い事。

AT変速周りの点検調査にはATF交換と同様の作業や部品が必要になり、点検のみでも費用が発生する事。

などをご説明させていただき、お預かりしました。

 

ソレノイドバルブ不良で変速出来ない場合、診断機がフォルトを拾う事が多いですが、ノーフォルト。

試乗すると変速のフィーリングとポイントはおかしいものの、6速には入ってる様子。

聞けば前日にディーラーさんで診断機を繋いだとの事で、消されましたな。

 

 

リフトアップすると、ATFの漏れ跡大。

 

 

ベタベタのアンダーカバーは洗浄。

 

 

ドレンアウト、1Lくらいしか抜けません。漏れでかなり減ってたと思います。

 

 

オイルパンを外すと、中には大量に残っています。

ドレンアウトだけではATF交換の効果は全くと言っていいほどありません。

赤透明なはずのATFがブラックコーヒーの様です。

 

 

ストレーナーを外して、いつもはここで新品のストレーナーを取付て

洗浄したオイルパンを取付、ATF圧送交換の流れですが

今回は変速不良を起こしているので、ソレノイドバルブとコントロールバルブを外します。

 

 

外して行きます。

 

 

外したバルブは全て洗浄、バルブが刺さっている内部も洗浄します。

 

 

新品ストレーナーとピカピカにしたオイルパンを取付。

 

 

ATF圧送交換開始。

 

 

多めに初期補充して、内部もかなり洗浄しましたが、最初はやはり真っ黒です。

 

 

1セット交換とクリーニングが終わりましたが、綺麗になりません、49万km手強い。

 

 

2セット目行きます。

 

 

2セット目の油量を増やして、いつもより多くフルードを使いましたが綺麗になりました。

 

 

調整指定油温にして、オーバーフロー。

 

 

で、交換は完了なのですが、なおの改善と予防の為、添加剤SOD-1を注入します。

注入量と同量のATFを抜いてから、注入。

 

 

ここから変速不良のテストを行います、ソレノイドバルブの駆動テスト。

 

 

診断機を繋いで助手席でモニターしながら試走。

 

 

フィーリングやポンイトに違和感が無く、6速まで正常に変速します。

その後、試走を重ねて異常なし確認での納車となり、ユーザー様に大変喜んでいただけました。

 

ディーラー、大手~中堅店舗、うちの様な弱小店。

いろいろありますが、ユーザーさんは需要に応じて使い分けるのがいいと思います。

しかしながら、まさかのディーラーでペーパー車検5,000台。

ディーラーだから安心、という訳ではなさそうです。