5月下旬に登った有馬富士の話です。
新三田駅から徒歩25分。有馬富士公園に到着。
緊急事態宣言が解除されてすぐの訪問で、園内施設は閉館中。
人出が少なく、静かな散策となりました。
見頃の花はガーデン階段のシャクナゲ。
里山の空気をたっぷり吸い、大事に育てられてすくすくと成長したよう。花も葉も肉厚でした。
福島大池の対岸に見える山が、これから登る有馬富士。有馬温泉付近からの展望が富士山に似ているとか。見ての通り、標高374mの低山です。
西側園路を歩きました。
写真を撮りながらのんびりと散策。敷地は広く、登山口まで40分かかりました。
鳥の鳴き声が響き渡る静かな山道。
美味しい空気を吸い、自粛生活で溜まったものを一気に吹き飛ばしました。
山頂への道は急勾配。公園の中にある山とは言え、油断できません。
木段が木の根道に変わり、また木段に。道幅もだんだん狭くなっていきます。
最後はザレ場になり、道が無くなりました。
きつい上りは10分で終わり。山頂には看板と三角点があるのみ。あっけない登頂でした。
緑豊かな三田の街。
こうして見ると、福島大池がとても小さく見えます。
下りは安全策をとって登りと同じ方向を選択。
結局どこから下っても、最終的にこの道に統合されるようでした。
標高294mまで下りました。道標が4つあり、パークセンター2.6kmコースを選択。
50mごとに立つ杭番号は現在地を示す道標。
鳥の鳴き声を聞きながら、山に咲く花を観察しながら周遊道を歩きました。
ここから先、車道になります。
下山から約1時間。芝生広場に着きました。