淡路人形浄瑠璃資料館を出ました。
歩いて10分の所に三條八幡神社があります。
ここは淡路人形浄瑠璃発祥の地で、1570(元亀元)年、上村源之丞座(うえむらげんのじょうざ)が、宮中で三番叟(さんばそう)を奉納したのが、淡路人形操りの始まりです。
人形芝居が繁栄していた頃には、上村源之丞座を始めとする各人形座が、正月には社前で三番叟を奉納し、その年の巡業地の割りを行い、巡業に出かける時は、座員一同が成功と安全を祈願しました。
戎社には、創建当時の本尊と称されている「戎神(えびすしん)」、戎神に仕えた「道薫坊(どうくんぼう)」、淡路に人形操りを伝えた西宮の傀儡子「百太夫(ひゃくだゆう)」、百太夫の妻「秋葉神(あきばしん)」が祀られています。
あわじ人形ふるさと館は閉まっていました。
県道を歩いて30分。天の浮橋を通過。天の浮橋は、神代の昔、国土創成の時に伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)が降り立った所です。
天の沼矛(ぬぼこ)で海原をかき回した時、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となり、その島は自凝島(おのころじま)と呼ばれるようになりました。
道標から歩いて10分の所に、おのころ島神社があります。
おのころ島神社の鳥居はとても大きく、南あわじの市街地でもひときわ目立ちます。
淡路島最強のパワースポットとも言われている、おのころ島神社。近くで見た鳥居はとても迫力がありました。