嵐山公園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 嵐山公園亀山地区に入りました。中国人50人ぐらいの団体と重なり、人がいっぱいでした。

 

 周恩来詩碑は中国人に囲まれていて近寄れず、帰り際に撮りました。

 

 1978年10月日中平和友好条約締結を記念し、建てられた碑です。

 

 鮮やかな紅葉を見つけました。ここは百人一首の碑が点在している広場です。

 

 この地にぴったりな一首を見つけました。

 「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ」

 第26番貞信公(ていしんこう)の句で、小倉山の紅葉よ。もしもあなたに心があるならば、天皇の行幸まで散らないで欲しい、と願った歌です。

 

 ここにも大櫃川の河川開発工事を行った角倉了以(1554-1614)の銅像がありました。

 

 こちらは維新の女傑、津崎村岡局(むらおかつぼね)の銅像です。天明6年(1786年)嵯峨生まれ。父は津崎左京。近衛忠煕(ただひろ)に仕える。幕末の混乱期には、近衛郷や西郷隆盛らの運動を助け活躍しました。このため、安政5年(1858年)安政の大獄で江戸に送られ、処罰を受けます。晩年は近衛家を出て北嵯峨の直持(じきし)庵に隠居。子女の教育に尽くし、明治6年(1873年)88才で没しました。

 

 展望台に向かいました。

 

 嵐山に囲まれた大堰川。山の中腹に大悲閣が見えます。

 

 紅葉の隙間から青緑色の川が見え、とても幻想的です。

 

 嵐山公園から竹林の道に出ました。