大石神社 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

岩屋寺から2分ほど歩き、大石神社に着きました。

 

 祭神は大石内蔵助。赤穂(あこう)事件の中心人物。赤穂事件とは、1701年、江戸城松之大廊下で、高家旗本の吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけたとして切腹に処せられた播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)に代わり、家臣の大石内蔵助以下47人が吉良を討った事件です。人形浄瑠璃や歌舞伎「忠巨蔵」で後世に語られてきました。

 

 赤穂事件後、大石内蔵助は赤穂藩と断絶しこの地に隠棲して仇討ちの善後策を練りました。大石神社は1935年に浪曲師・吉田奈良丸と京都府知事らにより創建されました。毎年12月14日に「義士祭」が行われます。

 

義人社。祭神は天野屋利兵衛。

 赤穂義士討入りに際し、必要な武器を調達した人物。大阪の本町橋に店をかまえ、北組惣年寄の大阪の豪商であり、商売の神様として信仰されています。

 

しだれ桜が残念な状態でした。また桜時期に立ち寄りたいです。

 

入口に馬がいました。人間慣れしていて、触られてもカメラを向けられても動じませんでした。

 

 この日の散策はここで終了。椥辻(なぎつじ)駅まで20分歩きました。