雨宝院から2分の所に、本隆寺があります。
法華宗真門流の総本山で、法華宗京都八本山の一つです。
開山は1488年。中山親通(中山家第10代当主権大納言)の子、日真(にちしん、1444-1528)です。
後に後柏原(ごかしばら)天皇により、日蓮の正当な流れであることを証する大和尚(だいわしょう)の称号を与えられました。
本堂のそばに、松葉を枕の下に敷くと、子供の夜泣きが止むと言われる「夜泣止(よなきどめ)の松」があります。
夜泣止の松の裏に、西陣五井の一つの名井「千代の井」があります。小さすぎて見落とすところでした。
この日は彼岸で、境内の墓地にはお参りの方が多数いました。