昨年亡くなった友人の遺品整理が始まり,手はじめに大型スピーカーを知り合いに引き取ってもらいました。一台40kgと超重量物で,エッジが劣化しているため別の問題も・・・。そして以前使用していたPCが2台と無線機。PCはどちらもほぼ使い道がなさそうですが,多少は遊べるかも。無線機は結構高級機のようでオークションでは10万円近くしているようです。

 と,色々始めたところに知人から「使わなくなったのでもらって欲しい」とノートPCが舞い込んできたのですす。しかし貰い受けるとなんと2019年生のFMVA50D1。

さらにCPUは第七世代とはいえ i7 7700HQ 2.8GHz。

これは私のメインPCとして使えるレベルですが,如何せんストレージはHDD(1TB)ですし,メモリーも4GBのみ。流石に起動は遅すぎます。また,何らかの不具合が残っているようで起動時間も長すぎるようなのです。そして,極め付けはログインパスワードがわからなくなっているのです。一応「メモ」が残っていたのですが,受け付けてくれません。PWの初期化にもチャレンジしたのですが,いくつかの個人情報も変更されているようで受け付けません。で,その昔 PWを調べるアプリがあったのを思い出し,今もその手のアプリがあるかと調べるとやはりありました。ただ,有料ということで断念。 では最後の手段として,PCの初期化になります。これは初めてのことなので多少「気合を入れて」の作業に。しかし実際はいとも簡単にできてしまいました。

そのあとはいくつかのセットアップ (Windowsはいつも厄介すぎです )。Microsoft Office がプレインストールされたモデルのため,Microsoftアカウントでのログインが必要です。これは最終的には使いたくないのですが,しばし使わざるを得ません。そのあとはいつものGlary utilitiesでシステム等のチェック・メンテナンス。システムの初期化をしているのでしているので「不具合」などないと思われるでしょうが結構出てくるものです。

普通なら,これで完了となるのでしょうが やはり 「遅すぎる」」のです。長年使い続けているサブPC (自作Win10 cpu は第三世代のi5 )より遅く感じるのです。で,当然HDDをSSD換装とメモリーの追加をすることになります。年金生活者にとって,これらを高級なものにすることはできないのでネットで検索し,かつ溜まっているRポイントの範囲で,,,,

昨夜注文すると,今朝届いたのは

今まで使ったことのないメーカーですが,通販サイトでは評価が高いようで,価格を考慮して320GBに。

ストレージのクローン化 (HDD から SSDへOS等をコピー )は以前定評のあった  EASEUs Partition Masterですが,このアプリは現在有料版でないとクローンができません。また,クローン化アプリとして定評のEASEUs ToDo Buckup も同様に有料化されてしまったため,古いバージョンのものを探し出してきて使用します。 (このような古いバージョンのアプリはアーカイブサイトがあります EaseUs はありません )

元のHDDのサイズが1TBなのに SSDが320GBしか無いのはどういうことか,,,と疑問に思われるでしょうが,1TBをリサイズして300GB 程度に小さくしておきます。PCに詳しくない人は購入時にHDDの容量は大きい方が良い,と思い込んでいるようですが,サイズが小さくてもSSDにしておく方が賢い選択です。クローン化の作業はこのノートPCで行っても良いのですが,取り出して私のサブPCで行います。そのためにも,ノートPCの「開腹作業」が必要ですが,今までの古いものとは大差ないもののメーカー,機種ごとに違いがあります。

写真上部の小さいフタはメモリー部で,下の大きい方がそれかと・・・  (やたら大きいのが気になります )

開腹して見ると

何やら黒いフィルムで覆われています。しかし,右側はフィルムではなくなんとバッテリーなのです。

左側のHDDの取り付けかたも今までのものと少し違います。日本のネジを外すとケーブルのついたコネクタごと引き出すことになります。

 私の環境では,このクローン化にはかなりの時間かー必要で,数時間かかります。

 

この作業をしているとメモリーも届きました。

 

続く