新宿で起こった無差別刺傷事件の犯人・冨樫(夙川アトム)が、四谷支店でローンを断られていたことが判明し、銀行側に不備がなかったかを内部調査するために、舞(今田美桜)と相馬(山本耕史)は四谷支店に臨店
〈以下ネタバレあります〉
舞はかつての同僚・仲下小夜子(大西礼芳)が担当かと心配しますが、担当は入社２年目の三宅(倉悠貴)。
三宅は対応に不備はないと言い、相馬が見た限りでも不備は見当たらなかったのですが…
その日の夜、健(上川隆也)の店で舞と相馬と小夜子は飲むことに。
そこで小夜子は、三宅の冨樫への対応の冷たさに懸念を抱いていることを話し、それでも辞職して海外に行く身としては、余計な指導はすべきではないと思ったと言うのでした
数日後、四谷支店に再び災難が降りかかります
四谷支店の大口取引先である舟町ガスが業務用ガス機器の欠陥を隠蔽していたせいでガス爆発事故が発生
複数の飲食店が営業停止に追い込まれてしまったのです
舟町ガスの不祥事は銀行上層部にも大きなダメージを与えていました
経営企画部長の紀本(要潤)は、合併相手の産業中央銀行の半沢(劇団ひとり)に、融資判断の甘さを指摘されたと、不機嫌そうに昇仙峡(菊地凛子)に話します
舞と相馬は、この件が明るみに出る前に融資を引き上げた産業中央銀行が、不正の情報を掴んで居たのではないかと仮説を立て、あろうことか産業中央銀行四谷支店に行くことに
小牧融資課長(永野宗典)から話を聞くうちに、産業中央銀行に舟町ガスの不正を告発した業者が、東京第一銀行にも同じ告発をしていたこと、その業者こそ冨樫であったことを突き止めます
四谷支店に戻った舞と相馬が三宅を問い詰めると、支店長の岩田(田中美央)には報告したと言います
しかし、そんな中小企業の人間の話しなんか信用できないと無視したことが判明
その上で、今回何も聞いてないことにしようと、その時の報告書を処分するよう三宅に指示していた事も発覚します
舞が支店長を責めると、彼は知らぬ存ぜぬを通し、証拠を見せろと言い出します。
三宅が処分したと思っていた報告書を、実は小夜子が持っており、それを破棄しろと命じる支店長
お言葉を返すようですが…
と、舞が支店長を糾弾しているところに、昇仙峡が現れます。
「このことは紀本に報告します」と言われた支店長はガックリと膝をつきますが、舞も…
あなたの正義と当行の考えている正義は同じものじゃない
と、勝手に産業中央銀行の四谷支店に乗り込んだことを咎められるのでした
この腐った銀行を変えられるのは舞だけ
と、小夜子に背中を押される舞でしたが、果たして…
腐った銀行を変えるために
そう言って頑張っていた昇仙峡の今は亡き恋人・川野(平原テツ)。
紀本に忠誠を誓う昇仙峡の真意はどこにあるのでしょうか
臨店班に迫る紀本の圧力。
果たして、舞はこの腐った銀行を変えられるのでしょうか